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〝競馬の祭典〟日本ダービーの追い切りが25日、東西のトレーニングセンターで行われた。皐月賞で2着に敗れたイクイノックス(美浦・木村哲也厩舎)が美浦Wコースで抜群の走りを披露。休み明けだった皐月賞以上の状態にあることを強烈にアピールし、手綱を取ったルメール騎手からV宣言が飛び出した。
2019年生まれ7522頭の頂点へ、一点の曇りもなく突き進む。初夏を思わせるまぶしい青空の下、イクイノックスが青鹿毛の真っ黒な馬体を躍らせた。馬から下りたルメール騎手は満足げな口調で切り出した。
「すごくいい追い切りができました。(馬が)自分から動いていったし、リラックスしてずっと冷静に走っていた。ベストコンディションで走れると思います」
美浦Wコースでセントオブゴールド(古馬2勝クラス)を2馬身ほど追走。鞍上との折り合いをぴたりとつけたまま徐々に差を詰め、直線では内から末脚を伸ばして馬なりで併入した。5ハロン68秒4-11秒6は格段に速いタイムではないが、22日にも坂路併せ馬でラスト1ハロン11秒9(4ハロン54秒2)としっかり負荷をかけた。大一番へ、万全の仕上げを施されている。
東京スポーツ杯2歳S優勝から中147日と異例のローテーションで臨んだ皐月賞は2着。大外枠で内に入れることができず、2コーナーでは他馬と接触する不利も。直線では一旦抜け出したものの、内にモタれて同じ厩舎のジオグリフに差し切りを許してしまった。鞍上も「右回りは初めてだったし、悪い馬場も経験がなかった」と力負けではないことを強調。左回りはデビュー2連勝を飾っており、「慣れているからね。東京では(東スポ杯で)去年勝っているし、合うと思う」と舞台替わりを歓迎する。
背腰に疲れがたまりやすい体質を考慮して、これまでは間隔をあけて使われてきたが、今回はキャリア最短となる中5週での連戦。それでも木村調教師は「1回使った上積みで勝負していくイメージ」と前を向く。以前は強い追い切りのあとに皮膚に湿疹が出ることもあったが、中間は一貫して素晴らしい毛づやをキープしている。「皐月賞までは中身が伴っていなかった。今は循環器系が機能して(暑い)気候にも対応。皮膚の感じがいい」と成長を肌で感じ取っている。
ルメール騎手は先週のオークスで今年のJRA重賞初勝利を飾り、勢いに乗って挑む。「アスリートだから勝ちたいですね。いい競馬をしても2着じゃ面白くないから」と正直な胸中を明かした名手は、「一番の長所は瞬発力。勝つ自信があります!」と言い切った。
父キタサンブラック、母の父キングヘイローがともに14着と敗れ去った一世一代の晴れ舞台。その無念を晴らすべく最高潮のムードで臨むイクイノックスが、〝まつり〟の主役に名乗りを上げる。
★木村師TALK
--前走を振り返って
「前半に不利がありながらも姿勢を取り戻して踏ん張って、いいところまで来てくれた。モタれたりして苦しかったと思うが、よく頑張ってくれました」
--追い切りの意図は
「おおむね皐月賞と同じような中で馬がどう反応して、ルメールさんがどう感じるのかですね。良かったと思います」
--舞台は東京2400メートルに替わる
「中山の2000メートルが悪いとは思わなかったし、2400メートルに延びるのが別段にいいとも思わない。ただ、東京で強い競馬をしているし、(広いコースで)大きく走ることがマイナスにはならないと思う」
--レースの鍵は
「レース中(のこと)は別段心配していません。彼にしてはタイトなスケジュールで臨むので、落ち着いて皆さんの前でパドックを周回できるかが重要ではないか」
--ジオグリフと有力馬2頭を送り出す心境は
「なかなかひと言では言い表せない。こういう状況で仕事をしている自分がどれだけ幸せか、というのが一番感じるところ。この(ダービーという)壁を越えたことがないので、どれだけ大きいのか想像できないですね」
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