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中央競馬ニュース
４月９日の阪神１１Ｒで行われた第６５回サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス（４歳以上オープン、牝馬限定、ＧＩＩ、芝１６００メートル、１１頭立て＝アカイトリノムスメが出走取消、１着賞金＝５５００万円）は、鮫島克駿騎手の９番人気メイショウミモザ（５歳、栗東・池添兼雄厩舎）が中団を追走すると、直線で内から力強く抜け出し、重賞初挑戦で初勝利。昨年８月に天国に旅立ったＧＩＩ２勝メイショウベルーガの娘が、ヴィクトリアマイル（５月１５日、東京、ＧＩ、芝１６００メートル）の優先出走権を獲得した。タイムは１分３２秒８（良）。
半馬身差の２着には１番人気アンドヴァラナウト、３着に昨年の覇者で２番人気のデゼルが入った。
◆鮫島駿騎手（１着 メイショウミモザ）「２走前からブリンカーを着けていて、久々に騎乗依頼をいただいたので、いい結果を出せてよかったです。スタートに課題のある馬なので、しっかり決めることと、道中で人気をしていないぶん、ロスなくいこうと思っていました。４コーナーから直線にかけて少し狭くなるところがありましたが、勝負根性をみせてくれました。結果が出たので（距離は）合ったということだと思います。比較的、メンバーもそろっているなか、初めての重賞を勝ったので、無事に次のステップにいってほしいです」
◆池添兼師（同）「うまく乗ってくれました。控える競馬をしてほしいとはいっていました。血統的には長い距離があっているんだけど、テンションが高いところがあるので、短いところをつかっていて、１６００メートルも走れたら、選択肢も広がるとも思って使いました。はまったらいい脚をつかってくれるけど、テンションが高い馬で、厩務員が付きっ切り。（ベルーガの子供）よかったです。これで、ベルーガのいい後継者ができそうです。（今後は）これから状態をみて考えます」
サンスポ杯阪神牝馬Ｓを勝ったメイショウミモザは、父ハーツクライ、母メイショウベルーガ、母の父フレンチデピュティという血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。通算成績は２６戦５勝。重賞は初制覇。サンスポ杯阪神牝馬Ｓは池添兼雄調教師、鮫島克駿騎手ともに初勝利。
★９日阪神１１Ｒ「サンスポ杯阪神牝馬Ｓ」の着順＆払戻金はこちら
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