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12月4日の阪神11Rで行われた第72回チャレンジカップ(3歳以上オープン、別定、GIII、芝2000メートル、11頭立て、1着賞金=4100万円)は、クリストフ・ルメール騎手の1番人気ソーヴァリアント(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎)がスローペースのなか2番手を追走、直線であっさりと抜け出し3馬身半差をつけ、重賞初勝利を飾った。レベル高い3歳世代からまた一頭、新たなスター候補が誕生した。タイムは2分1秒0(良)。
3馬身半差の2着にはヒートオンビート(4番人気)、さらにアタマ差遅れた3着にペルシアンナイト(5番人気)が入った。なお、3連勝中だった超良血馬ジェラルディーナ(2番人気)は直線伸び切れず4着に敗れた。
◆C・ルメール騎手(1着 ソーヴァリアント)「いい追い切りをしてくれたので勝つ自信がありました。絶対能力がありますので、上のクラスでも戦えると思います。1回ステッキ使いましたけど、いらなかったね(笑)。それでもゴールまで馬の集中が大事ですので、優しくムチを使いました。大きな差で優勝したから、GII、GIに絶対いけると思う。今後が楽しみです」
◆大竹正博調教師(同)「強かったですね。作戦通り、2番手で何とかこらえてくれました。スローペースでしたが、折り合いましたね。まだパドックや馬場入りでうるさかったり、輸送で減るところあったりが課題で、さらに上の舞台となると克服しないといけないですね。先につながる勝利でした」
チャレンジCを勝ったソーヴァリアントは、父オルフェーヴル、母ソーマジック、母の父シンボリクリスエスという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は9戦4勝。重賞は初制覇。チャレンジCは管理する大竹正博調教師は初勝利、C・ルメール騎手は19年ロードマイウェイに次いで2勝目。
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