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日本ダービーは競走馬の生産、育成にあたるホースマンにとっても特別なレース。福島県の育成牧場・ノルマンディーファーム小野町はタイトルホルダーで初挑戦を迎える。3冠牝馬デアリングタクトに続くクラシックウイナーの誕生に向けて、関係者の期待はふくらんでいる。
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無敗3冠牝馬を送り出した福島県の“虎の穴”から、再びスターホースが誕生だ。
デアリングタクトの育成にあたったことで名を上げたノルマンディーファーム小野町。今年は育成馬のタイトルホルダーが皐月賞2着から日本ダービーに挑む。2013年の開場以来、競馬の祭典には初出走だ。調教主任の池田浩之さん(37)は「すごくありがたいです。別世界の話というか、実感がわかないですよね。出られるだけでも不思議な感じです」と喜びを語る。
半姉にJRA史上最少馬体重Vのメロディーレーンがいるドゥラメンテ産駒は、昨年5月6日から7月17日までの約2カ月間滞在。ダートコースの周回から調教を開始し、坂路2本目を1ハロン15秒程度で駆け上がるところまで仕上げて美浦トレセンの栗田徹厩舎にバトンタッチした。
「北海道にいたときから評判になっていました。若馬らしくがむしゃらで一生懸命に走る馬でしたね。レースでも先団につけていますし、前向きさがいい方に出ていると思います」と池田さんは当時を振り返る。
ホープフルSで4着に敗れた後も当地で約1カ月を過ごしたが、「線が細くて完成形にはほど遠いし、よくこの体で走ったなという感じ。晩成タイプだと思っていました」。それだけにクラシックロードでの活躍には「いい意味で予想を裏切られました」と苦笑いする。
列島を襲う新型コロナ禍は、静かな山間の牧場にも影響を及ぼしている。騎乗スタッフの約7割は外国人。中でもインド人が多く、帰国したスタッフの再入国や新規就業者の来日は難しい状況だ。苦しいやりくりが続くが、「馬にけがをさせず、体調が悪い時にはすぐに気づいてあげられるようにしたい。土台を作るのが育成牧場の仕事です」と池田さんは矜持を持って取り組んでいる。
「1頭強い馬はいますけど、皐月賞も厳しい展開で2着。お姉さんは菊花賞で5着だから距離が延びるのはいいと思います。何とか頑張ってほしいですね」
同じ福島県出身の田辺騎手で臨む大一番。“みちのくコンビ”が吉報を届けてくれることを信じている。(漆山貴禎)
★日本ダービーの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
■ノルマンディーファーム小野町 福島県小野町のテンコー・トレーニングセンターの施設を借り受ける形で、2013年に開業した育成牧場。1厩舎12馬房でスタートし、現在は6厩舎70馬房。自前の設備としてはウオーキングマシン3台、トレッドミル2台を備える。代表は岡田牧雄氏。
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