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10日の阪神メインは「第64回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S」。舞台は桜花賞と同じ芝外回り1600メートル。ごまかしが利かず地力を問われる設定だ。愛知杯で重賞初制覇を果たしたマジックキャッスルが連勝を狙う。
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素質あふれるディープインパクト産駒。デビュー当時は体力が付き切らず、なかなか体重が増えない中でも、新馬勝ちやファンタジーSとクイーンCで2着と能力の高さを示してきた。オークス5着以降は、急がせずにゆったりと走れる2000メートルで自慢の瞬発力を武器に秋華賞2着、愛知杯Vと結果を出している。
1週前追い切りは美浦Wコースで併走馬を1馬身突き放し、5F65秒8の好時計をマーク。体をふっくらと見せて張り、ツヤともに良好だ。「動きはいいし、ようやく本格化してきた。桜花賞は道悪で力を出せなかったが、良馬場なら違うと思うし、今ならもっといい走りができそう。久々の1600メートルでも」と国枝調教師は力を込める。
桜花賞では12着に敗れたが、上滑りする重馬場に脚を取られたのが原因で度外視。充実期を迎えた今ならマイル路線でも主役を張れるはずだ。(夕刊フジ)
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