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みやこSの追い切りが5日、栗東トレセンで行われた。太秦S勝ちから中2週で臨むベストタッチダウンは、坂路単走でしまいを伸ばして態勢を整えた。休養明けの昨秋以降は5戦4勝と軌道に乗った4歳が、重賞初タイトルをつかんでGI戦線に名乗りをあげる。
気温4度まで下がった栗東坂路で、白い息を弾ませながら鹿毛の馬体が躍動した。重賞初勝利を狙うベストタッチダウンが余力十分に登坂。動きを見届けた橋口調教師は満足げに切り出した。
「予定通りの追い切りができて、動きがすごく良かったですね。素軽くなっていて、体つきにもめりはりがあります。状態は上向いていますね」
朝一番の坂路で、外ラチ沿いを真っすぐ進む。ストライドを伸ばして徐々に加速し、馬なりで4ハロン54秒3-12秒5。時計は目立たないが、中2週のローテーションを考慮すればこのくらいで十分だ。日曜出走組を当週、ソフトに仕上げる際は木曜に追い切るのが橋口厩舎のパターン。6カ月ぶりの前走で激走した反動はなく、叩いた上積みが順当に見込めそうだ。
芝でデビューしたが、1勝クラスで足踏みしていた昨年6月にダートに矛先を向け、軌道に乗った。砂の舞台では【4・1・1・1】。特に休養を挟んだ昨秋以降は、5戦4勝と一気に才能が開花した。重賞初挑戦だった2走前のGIII・アンタレスSは14着と大敗したが、スタートでつまずいて後肢をひねったことが敗因で、参考外でよさそう。
指揮官は「デビュー時は線が細くて、カイバも食べずに実になりませんでした。それが昨年の夏に休ませたことで、ガラッと変わって別馬になりました」と振り返る。体が全体的に大きくなり、筋肉も付いてパワーアップ。事実、馬体重はデビュー時の434キロと比べると、前走時には496キロと約60キロも増えた。
みやこSは今年、京都から阪神に舞台が替わるが、過去9回で4歳が最多の6勝。2010年に勝ったトランセンドは続くJCダート(現チャンピオンズC)でGI初制覇。また、12年のローマンレジェンド、16年のアポロケンタッキーはともに年末の交流GI・東京大賞典を制するなど、4歳秋のこの一戦でのVをきっかけに出世を果たした。
橋口調教師は「ここも逃げる形になると思います」と展開を描く。自慢のスピードを生かし、チャンピオンズC(12月6日、中京、GI、ダ1800メートル)への道を切り開く。(川端亮平)
★みやこSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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