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正木 天皇賞は珍しく関東馬の方が登録が多い。美浦の内海記者から行こうか。
内海 ムードがいいのはダイワキャグニーですよ。序盤が遅くて坂路の全体時計(4ハロン54秒3)が地味なぶん、B評価にとどめましたが、柔らかみがあって前走の毎日王冠2着時同様にいい感じ。菊沢調教師も「躍動感がバッチリ」と。
山口 他の馬もお願いしたいですね。
片岡 ブラストワンピースは格下相手にWコースで5ハロン70秒3-12秒7。数字だけ見たら物足りないかもしれないが、1週前には猛デモ(同6ハロン81秒7)をやっており、追い込んでイレ込むよりはこの調整方法が『吉』と出そうな感じ。
内海 意欲的なのはジナンボー。1週前(22日)のタイム(Wコース6ハロン80秒6)は今の馬場を考えたら優秀だし、今週も余力残しで同5ハロン68秒5ときっちり仕上げてきたと思いますよ。
山口 栗東ではスカーレットカラーが掛け値なしに抜群の動きでした。3カ月ぶりとはいえ、この中間は牝馬らしからぬハードな乗り込み過程。今週もCWで全身を大きく使って、直線は一瞬で併走相手を2馬身半突き放していました。レースでも直線で素晴らしい末脚を使ってくれそうです。
正木 カデナは休み明けから常に坂路でしっかり追われてきて、叩き3走目。時計のかかる時間帯でもラスト1ハロン12秒7で、パワフルさは健在。前走の毎日王冠は苦手の道悪でも4着に食い込んでいるから、デキは充実しているはずや。
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