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東西トレセンで取材する記者が日替わりで、GI出走馬の気になる点を取材する連載「俺のチェックポイント」。オークスの初日は、栗東トレセンで大阪サンスポの斉藤弘樹記者がデゼルに注目した。3月のデビューから、超良血に違わぬパフォーマンスで無傷の2連勝。中2週の臨戦過程、短期間で2回の長距離輸送を強いられる中、状態面はどうか-。史上初となる3戦目V実現への鍵を探った。
『現場記者走る』を担当した桜花賞は、本命のデアリングタクトが圧巻のV。3歳牝馬にとって過酷な雨中の戦いで、後方から1頭だけ別次元の末脚を繰り出し、3戦無敗で桜の女王に輝いた。度肝を抜くパフォーマンスから、オークスでは1強ムードが漂うが、初めての長距離輸送や2400メートルなど、未知の面があるのも確かだ。
逆転候補として注目したのは、桜花賞馬に引けを取らない器の大きさを感じさせるデゼル。こちらも無敗で、キャリアはさらに少ない2戦。3戦目でのオークス制覇となれば、史上最少記録だ。
馬優先で土台が整ってくるまで成長をじっくりと待ち、デビューは3月15日。中団やや後ろを進むと、直線では馬群の隙間を縫うように伸びて、既走馬に快勝。3日に東京で行われたスイートピーSでは、4コーナー13番手から驚異の上がり3ハロン32秒5を繰り出し、大外から突き抜けた。
大江助手は「体つきもまだまだ幼いし、これからたっぷり成長する余地を残しています。条件もメンバーレベルもガラッと変わりますが、挑戦したいポテンシャルを秘めていますね」と、成長途上ながら底知れぬ素質の高さを感じ取っている。
府中向きの末脚は破壊力抜群で、能力的にも通用しそう。しかし、どうしても気になるのが臨戦過程だ。若駒にとって1カ月で2回の長距離輸送は負担が大きい。実際、スイートピーSの勝ち馬で、オークスも制したのは2006年のカワカミプリンセス1頭だけ。ただ、初戦勝ちのあと、陣営が本番まで中3週となるサンスポ賞フローラSではなく、中2週のこちらを選択したのは、現時点での負担を考えてのことでもあるという。
「メンバーや展開も(重賞の)フローラSの方が厳しくなりますし、2戦目で経験するのはこちらの方が楽かなと。間隔は詰まりますが、オークスに向けていいステップが踏めると考えました」と同助手は説明。その思惑通り、ダメージは少なく「初戦の後は硬さを見せましたが、今回は硬さを見せませんでした。初戦の時より非力さも抜けています」と上昇度も見込んでいる。
母は5連勝で仏オークスを制した名牝アヴニールセルタン。父は5連勝で日本ダービー馬に輝いたディープインパクト。偉大なDNAを受け継ぐ大器が、無敗GI制覇を成し遂げる可能性は十分。直前まで体調を見極めたいが、重い印が必要だろう。 (斉藤弘樹)
★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
■「GI・俺のチェックポイント」 現場記者が週末のGI出走馬のなかで、自分が気になる馬を独自の焦点をもとに取材。記者は日替わりで、火~土曜付に掲載する。
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