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5月10日の新潟11Rで行われた第42回新潟大賞典(4歳以上オープン、GIII、芝2000メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=4100万円)は横山和生騎手騎乗で10番人気のトーセンスーリヤ(牡5歳、美浦・小野次郎厩舎)が好位から抜け出して快勝。重賞初挑戦でVを決め、波乱を演出した。タイムは1分58秒6(良)。
1馬身半差の2着に逃げた7番人気のアトミックフォース、さらに3/4馬身差遅れた3着には大外から追い込んだ14番人気のプレシャスブルーが入った。
新潟大賞典を制したトーセンスーリヤは、父ローエングリン、母トーセンガラシャ、母の父デュランダルという血統。北海道日高町・(有)エスティファームの生産馬で、馬主は島川隆哉氏。通算成績は28戦5勝(うち地方3戦1勝)。重賞は初勝利。管理する小野次郎調教師はJRA重賞初勝利、騎乗した横山和生騎手は新潟大賞典初勝利。
◆横山和生騎手(1着 トーセンスーリヤ)「中間の調教に跨ってとても状態がいいのは分かっていました。とてもセンスのいい馬で、レースでも前を見ながら絶好のポジションで運ぶことができたし、4コーナーでイメージしていたとおりに直線ではインを突きました。思い描いていたとおりのレースができたし、この馬とともに重賞を勝ててうれしいです」
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