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今週の「馬人」は、宝塚記念にトーセンスーリヤで挑む横山和生騎手(27)=美・フリー=を取り上げる。パートナーの昨冬からの急成長ぶり、2017年ホープフルS以来となる5度目のGI挑戦への意欲、父・典弘騎手や弟・武史騎手の存在について聞いた。
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育んできた絆の力を大舞台で発揮したい。横山和生騎手にとってトーセンスーリヤは、コンビ【3・2・1・0】と抜群の相性を誇るパートナーだ。
「自分で重賞を勝った馬でGIに出られるのはうれしいですね」
スーリヤは昨秋の時点ではまだ2勝クラスだったが、横山和騎手と本格的にコンビを組んだ6走前、名古屋日刊スポーツ杯(3着)あたりから馬が変わったという。
「すごく動きに迫力が出てきた。調教で乗るのが怖いと思うくらいに。それだけ体を使えるようになった」
その後は馬体重480キロ台まで成長。3歳時に苦労した折り合い面も、今では「前に出して行けるし、動きたいところでも動ける」と操作性がグンと良くなっている。
鞍上自身も、今年は快調だ。1月の中山開催で一日3戦3勝、トーセンスーリヤで新潟大賞典を制し、自身2度目のJRA重賞V。ここまで15勝(昨年17勝)とリズムはいい。
その原動力の支えになっているのが、父・典弘騎手。「僕にとって“横山典弘”と競馬の話をできることが大きい」。20日に史上3人目のJRA2800勝を達成した父の存在は絶大だ。競馬が終われば、その週のお互いの騎乗について言葉を交わす。それは、ジョッキー人生において何物にも代え難い財産。デビュー後しばらくは「競馬はこんなに難しいのか」と痛感させられていたが、今は「難しさを知れば知るほど競馬は面白い」と、逆にその奥深さを楽しんでいる様子だ。
「弟の武史とも食事をしながら、よく競馬の話をします。この間は『2800勝って、俺らは何年かかったらできるんだ』とか…。武史の活躍も刺激になります」
今年は典弘騎手がGII3勝、武史騎手がサンケイスポーツ賞フローラS(ウインマリリン)で重賞初制覇を飾った。親子3人それぞれが重賞を勝ち、素晴らしい年を送っている。そして今週末、和生騎手が2年半ぶりのGI挑戦を迎える。
「続けて乗せてもらえることに感謝していますし、それだけ馬を理解しているつもり。トーセンスーリヤの武器をうまく使っていきたい」
今回、関東所属の日本人騎手ではただひとりの参戦。充実一途のパートナーとともに、デビュー10年目の27歳は強敵が待つ仁川のGPに挑む。(板津雄志)
★宝塚記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
■横山和生(よこやま・かずお) 1993(平成5)年3月23日生まれ、27歳。茨城県出身。父は横山典弘騎手、横山武史騎手は弟。2011年3月に美浦・勢司厩舎所属でデビュー。祖父・横山富雄さん(故人)から続く親子3代ジョッキーはJRA史上初。16年11月にフリーに。25日現在、JRA通算3416戦147勝。重賞は18年エルムS(ハイランドピーク)、20年新潟大賞典(トーセンスーリヤ)の2勝。その他、13年の交流GIIIエーデルワイス賞(フクノドリーム)を勝っている。167・2センチ、52キロ。
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