まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
ホープフルSの勝ち馬を探すGI連載を担当する東京サンスポの板津雄志記者(40)は連載3日目は栗東から美浦へ移動し、関東馬の追い切りに目を凝らした。新馬、アイビーSを勝った2戦2勝のワーケアは調教評価で最高の『S』。抜群の動きもさることながら、血の勢いも感じるハーツクライ産駒の感触を、陣営に直撃した。
美浦の朝は気温3~4度の寒さ。油断すると体調を崩しそうだ。調教スタンドの食堂でそばを食べて体を温めていたところ、目当ての人がやってきた。新馬戦、アイビーSをともに圧勝したワーケアを担当する森厩務員だ。桜花賞馬アユサンにも携わった腕利きに、どんな馬なのかを聞いた。
「検疫に入ってきたとき、顔を見て“雰囲気があるな”と。アユサンもそうだったけど、きれいな顔をしている。あと、この馬には度胸がある。周りの馬が暴れても気にしないし、ドッシリと構えている。口取り写真のときも動じないんだ」
なるほど、ハンサムなうえに、2歳馬離れした精神力があるのか。デビュー連勝は東京だったが、舞台が中山に替わり、スタンド前発走であっても問題はなさそうだ-とうなずいているうちに、ワーケアがWコースに登場だ。
朝日杯FS、有馬記念とGI連勝中で血の勢いを感じるハーツクライ産駒。総じてリスグラシューのような細身でスラッとしたイメージだが、ワーケアは肉付きがいい馬体で数字以上(前走486キロ)の迫力。特にトモ(後肢)のボリュームがすごい。
追い切りでは抜群のキック力を披露。3頭併せの最後方から内に潜り込み、馬なりで中フォアシュピール(新馬)、外ムスコローソ(2勝クラス)を手応えで圧倒して併入に持ち込んだ。5ハロン65秒6-12秒5の時計も文句なし。森厩務員は「前2戦より緩さも少しずつ解消して、しっかりしてきているよ」と言い残して愛馬を迎えに行った。
手塚調教師も「過去2戦と比べても、中身の濃い調教ができた。かなりいいポテンシャルも持っていると思う」と仕上がりに自信の表情。初の右回りにも「コーナリングは、調教の感じなら心配しないでいい」ときっぱり言う。そして、このGIに挑む上で、ある馬の名も口にした。
「ブルトガングは(春に)ワーケアと入厩したのが一緒で、調教のパートナーだった。あの子も、無事だったらこの場所で走っていたはず」
その僚馬は姉に桜花賞馬グランアレグリアを持つ超良血だが、6月東京の新馬戦を勝ち上がった後に病気で急死した。志半ばでこの世を去った友のぶんまで-。ワーケアにはGI制覇、そして来年のクラシックへ夢が広がる走りを期待したくなった。(板津雄志)
★ホープフルSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|