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京都2歳Sが23日、京都競馬場で9頭によって争われ、武豊騎乗で1番人気のマイラプソディが差し切り勝ち。無傷のV3で重賞初勝利を飾った。次走は未定。この日、自身4年ぶりのJRA年間100勝を達成した武豊騎手は、自身が命名した馬で今年6度目の重賞勝ちとなった。2馬身差の2着は2番人気のミヤマザクラ。
群雄割拠の2歳世代にまた1頭、大物が現れた。マイラプソディが、2馬身差で鮮やかに差し切って無傷のV3。武豊騎手が笑みを浮かべる。
「着差はなかったですが、今後につながる走りができました。まだまだ伸びそうですね。精神面も幼いし、馬体ももっと良くなると思います」
道中は後方で脚をため、3コーナー手前から進出。4コーナー3番手で直線に向くと、先に抜け出したミヤマザクラをきっちりととらえた。上がり3ハロンは、2位に0秒6差をつけて最速の35秒9。文句なしの内容で、クラシック候補に名乗りを上げた。
今年重賞6勝目となった名手にとっても、思い入れの深い一頭だ。マイラプソディは、オーナーサイドに依頼を受けて自ら名付けた経緯がある。さらにこの日は、8Rをスマートアルタイルで制し、2015年以来4年ぶり22度目のJRA年間100勝を達成。50代での達成は増沢末夫、岡部幸雄(ともに引退)に続いて史上3人目の快挙だが、「これで満足というわけではないですし、自分なりにベストを尽くして、もっともっと頑張らなくてはと思っています」と貪欲だ。
米ダートGI勝ち馬の母に、父ハーツクライという良血馬。新馬戦こそ2着と3/4馬身差だったが、その後は5馬身差、2馬身差の圧勝で非凡な素質を示している。5頭出しのジャパンCに向けて弾みをつけた友道調教師も「京都の小回りが心配だったけど、エンジンがかかってからはしっかりと脚を使ってくれたね」と目を細めた。
次走は未定だが「東京とか、広いコースの方が合うだろうね」とトレーナーは早くも来年のクラシックも意識する。無傷の進撃が果たしてどこまで続くのか。50歳になってますます円熟味を増してきた天才が、自ら名付けた素質馬とのコンビでクラシック戦線をリードしていく。 (山口大輝)
マイラプソディ 父ハーツクライ、母テディーズプロミス、母の父ソルトレイク。青鹿毛の牡2歳。栗東・友道康夫厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(株)キーファーズ。戦績3戦3勝。獲得賞金5645万5000円。重賞初勝利。京都2歳Sは友道康夫調教師が初勝利、武豊騎手は2015年ドレッドノータス、17年グレイルに次いで3勝目。馬名は「私+狂詩曲」。
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