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<栗東トレセン>
ルーツドールは、前走の新馬戦を5馬身差圧勝。2番手追走から直線で後続を突き放した。藤岡調教師は「放牧に出してしっかりしてきた。調教で時計が出る感じじゃなかったのが、先週もいい走りだったからね」と上積みを強調する。
ヴァルナは京都2歳S9着からの巻き返しを図る。その前走は、2000メートルへの距離延長で、折り合いを欠く面があった。寺島調教師は「メンコ(覆面)を外したのも響いたかな、と。能力はありそうだったので距離を延ばせればと思いましたが…。1400メートル、1600メートルあたりがベストだと思うし、競馬もしやすい」と意気込む。
ヒシタイザンの前走、京都2歳Sは6着。右回りで好結果が出ていないため、今回はハミを替え、左側だけブリンカーを着けて矯正する予定だ。「4回のコーナーよりワンターン(2回のコーナー)がよさそうだし、前々で運べれば」と角田調教師は話した。
<美浦トレセン>
アルテミスS2着以来のサンクテュエールは、坂路を4ハロン63秒5で駆け上がり、9日の追い切りに備えた。「調整は順調。馬に落ち着きが出て、成長も感じるから、あとは京都への輸送が鍵ですね」と千島助手は初の長距離輸送の克服をポイントに挙げた。
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