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1週間の密着取材でGIの勝ち馬を探し出す好評企画『東西現場記者走る』。上半期を締めくくる宝塚記念は、大阪サンスポ・山口大輝記者(27)が担当する。初日はGIであと一歩の競馬が続くキセキに注目した。前走の大阪杯はスローペースの2番手から2着を確保と、新味を発揮。かつて騎手として活躍した清山助手による“騎手目線”の展開予想から、すんなりマイペースを刻んで押し切るシーンが目に浮かぶ…。
16日は、オリックス対阪神戦を京セラドームで観戦してから栗東トレセンに入った。オリの守護神・増井投手がまさかの誤算で引き分け、猛牛党としては肩を落としての移動。それでも全休日の17日朝は気持ちを切り替え、取材を始めた。
宝塚記念は過去2年連続で本命馬が3着以内に好走。2017年2着ゴールドアクター(5番人気)、18年3着ノーブルマーズ(12番人気)と、ともに人気薄を抜てきできており、相性は悪くない。今年は12頭立てと少頭数だが、GI馬6頭がそろって骨っぽいメンバー。なかでも初日に気になったのがキセキだ。
昨秋のGI戦線で先行脚質に転向してから戦績が安定。天皇賞・秋3着→ジャパンC2着と、一昨年の菊花賞馬が完全に輝きを取り戻した。今年初戦の大阪杯は、発馬が今ひとつで2番手を追走。跳びが大きいため、スローペースの瞬発力勝負が苦手なのにもかかわらず、前半1000メートル通過が61秒3という緩い流れで2着に踏ん張った点は、改めて力を示したとともに新たな一面をみせてくれた印象だ。
前走でハナを奪ったエポカドーロが不在の今回こそ、この馬のペースで競馬ができそう。そう思って担当の清山助手に直撃すると「(昨年の)ジャパンCの競馬をみると“キセキよりも先に動くとつぶれる”と、他(の陣営)も考えるんじゃないですか。ジョッキー心理を考えると…。普通なら“この馬を目標に、どう進路を取っていくか”などを考える」とうなずいた。元騎手らしい鋭い着眼点で説得力がある。
12日の1週前追いではCWコースでラスト1ハロン11秒6(5ハロン65秒9)の負荷をかけられ、抜群のスピードの乗りをみせた。短期放牧から530キロ(前走は508キロ)と大幅に馬体を増やしての帰厩も、びっしり鍛えられ、同助手は「いい状態で使えそうです。だいぶ(引き)締めてこられました」と胸を張った。「まだ重苦しさはあるけど、やることをやってこれて(の状態)だから大丈夫。(当日)510キロぐらいなら問題ない」。木曜発表の調教後馬体重に注意は必要だが「デビューから1、2を争う(いい)状態だった」前走と比べても、状態面の不安はなさそうだ。
展開の鍵を握る1頭であることは間違いなく、この馬の出方次第でレース自体が大きく変わってきそう。注視しながら他陣営への取材を続け、本命馬を探していきたい。 (山口大輝)
★宝塚記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★現場記者走るとは
2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。山口記者は前回、天皇賞・春を担当し、◎グローリーヴェイズが2着。1着△△フィエールマンとの馬連で3万5600円の的中馬券を読者に贈っている。
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