中央競馬ニュース

【東西現場記者走る】カフジプリンス状態ピーク

 0   5   2,574
シェアする  x facebook LINEで送る
【東西現場記者走る】カフジプリンス状態ピーク

 平成最後の天皇賞・春は、大阪サンスポの山口大輝記者(27)がGI連載企画を担当する。密着も終盤に差しかかった5日目は、格上挑戦だった前走の阪神大賞典で2着に激走したカフジプリンスを取り上げる。5年連続で連対馬を輩出しているハーツクライ産駒。週中の雨もプラスに働きそうで、陣営も好ムードだ。

 金曜は、気にならない程度の小雨がぱらぱら。逆に過ごしやすい気温になって取材もはかどった。ここ2日はぐずついた天気が続いており、レースへの影響も少なからずありそうだ。

 天皇賞・春は月曜に取り上げたエタリオウステイゴールド産駒が好相性だが、ハーツクライ産駒も負けてはいない。勝ち馬こそいないが、過去5年連続で連対馬を出しており、同期間の複勝回収率は199%を誇る。

 今年は2頭の同産駒が出走するが、注目はカフジプリンスだ。前走の阪神大賞典は、2周目の3コーナー手前から中谷騎手が手綱をしごいて2着。しぶとい走りで格上挑戦とは思えない内容だった。スタミナ面は大舞台でも通用するだろう。

 切れ味があるタイプではないので、木、金曜の雨はこの馬に向きそう。稍重馬場なら、前走を含めて【1・1・0・1】で、日経新春杯5着も0秒5差と大きく負けていない。中谷騎手は「上がりがかかるのが一番。雨が降るのはいいと思う」と歓迎する。

 〔5〕枠(6)番もよさそう。距離ロスの少ない内枠が有利な舞台とはいえ、前走を見てもエンジンのかかりが非常に遅いため、極端な内よりも真ん中くらいの方が自分から動きやすいだろう。鞍上も「道中で動きたいので、包まれるのがいやだった。極端な内枠じゃなくてよかったです。流れは速くなると思うので、(追い出しの)タイミングひとつ」とイメージを膨らませる。

 今年2月の京都記念は1年5カ月ぶり。復帰後4戦目を迎え、状態面でもピークを迎えた。担当の武村助手も「体調はいい感じです。走りっぷりも成長を感じさせます。長く脚を使えるのがこの馬の持ち味ですし、流れも向きそう」とトーンが高い。

 密着最終日は京都競馬場で、関東馬2頭をチェック。開催のない静かな競馬場で、最後まで考えを巡らせたい。 (山口大輝)

★天皇賞・春の出馬表はこちら

この記事はいかがでしたか?
ナイス (5)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る