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4月13日の中山11Rで行われた第28回アーリントンカップ(GIII、3歳オープン、芝・外1600メートル、18頭立て、1着賞金=3800万円)は、浜中俊騎手騎乗の12番人気イベリス(牝3歳、栗東・角田晃一厩舎)が逃げ切り勝ち。タイムは1分34秒2(良)。前走のフィリーズレビュー(芝1400メートル)は3番手追走から4着に敗れたイベリス。今日は気合をつけてハナに立ち、デビューから最長となったマイル戦を逃げ切った。
クビ差の2着には最後方から追い込んだA.シュタルケ騎乗のカテドラル(7番人気)、さらにアタマ差遅れた3着に後方3番手から追い込んだ福永祐一騎乗のトオヤリトセイト(11番人気)。上位3頭がNHKマイルC(5月5日、東京競馬場、GI、芝1600メートル)の優先出走権を獲得した。
アーリントンCを勝ったイベリスは、父ロードカナロア、母セレブラール、母の父ボストンハーバーという血統。北海道新ひだか町・土居牧場の生産馬で、馬主は前田幸治氏。通算成績は6戦3勝。重賞初制覇。アーリントンCは、角田晃一調教師は初優勝、浜中俊騎手は2014年ミッキーアイルに次いで2勝目。
◆浜中俊騎手(1着 イベリス)「いいペースで行けましたし、最後までよく頑張ってくれました。厩舎の方からは、かなり具合がいいと聞いていました。前走が控えていいレースができなかったので、持ち味としては行った方がいいと思い、きょうはその戦法を取りました。うまくいきましたね。(NHKマイルCに向けて)今日、同じ距離をこなしてくれたし、気分良く道中で運べれば楽しみはあります」
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