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最速プロ予想『シューナカ☆』Vol.60・チャンピオンズC2018 ――今週も3歳馬旋風が吹き荒れるか?それとも古馬勢の壁が立ちはだかるのか?!

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最速プロ予想『シューナカ☆』Vol.60・チャンピオンズC2018 ――今週も3歳馬旋風が吹き荒れるか?それとも古馬勢の壁が立ちはだかるのか?! | コラム | ウマニティ



前回の~ジャパンC編~では、「古馬相手でも能力的に上の印象で、人気になりそうでも馬券的には中心視せざるをえない」(サラマッポプロ)、「今年のジャパンCは素直にアーモンドアイの相手探しと割り切ったほうがベター」(スガダイプロ)といったアーモンドアイへの見立てや、4番人気2着好走のキセキへの「キセキの天皇賞(秋)の走破タイム1分57秒0は、2008年に逃げて天皇賞(秋)を2着に粘ったダイワスカーレットに比肩する好時計。また、今年の天皇賞(秋)の決着タイム自体も史上2番目の高速決着だった」(岡村信将プロ)、「スローの溜め逃げではダメだが、前走同様早目のスパートなら、逃げ切れる可能性も。アーモンドアイを負かすとすればこの馬」(スガダイプロ)、2番人気3着スワーヴリチャードへの「前走は物足りない調整で状態面に疑問。今回の1週前追い切りの動きも首が上がって自分から前にグッと伸びる感じがなくガラッと良くなったという印象はなく......」(くりーくプロ)といった見解などを掲載した当コラム。今週も人気プロ予想家たちの週半ば見解に潜む的中へのヒントや、人気馬の評価ポイントなどをぜひお役立て下さい。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、11/25(日)チャンピオンズカップ
今回は、ウマニティ公認プロ予想家のサラマッポ伊吹雅也岡村信将くりーくの4人にアノ注目馬を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て11/26(月)時点のものです。
※本稿掲載馬ゴールドドリームは、公開直前の11/28昼過ぎ回避が発表されております。馬自体の適性、次走以降への参考情報として本稿ではそのまま掲載しておりますが、チャンピオンズCへの出走はありませんので予めご了承願います。


●今回のプロ予想家陣
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近11年中9年で年間プラス達成!今年も9/23終了時点で年回収率102%とプラス継続中)。
伊吹雅也プロ・・・競馬評論家。JRA(日本中央競馬会)の公式ホームページ内「今週の注目レース」にて“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアを舞台に活動。主な著作に『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』、『コース別 本当に儲かる騎手大全』シリーズ(いずれもガイドワークス)など。ウマニティにおいてはコラム「伊吹雅也のピックアップ競馬データ」(毎週月曜、水曜、木曜公開)を連載中。
岡村信将プロ・・・フリーランス競馬ライター。『ラップギア』と『瞬発指数』を構築し、2008年には単行本『タイム理論の新革命・ラップギア』の発刊に至る。ウマニティでは創設当初の2007年より公認プロ予想家初期メンバーとして活躍中。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。


●各馬へのコメント
ルヴァンスレーヴ
 くりーく これまで伏竜Sで2着に敗れた以外は、1600mから2000mまで中央・地方のいろいろな競馬場で勝ってきている馬で、前走の南部杯もかなり強い競馬だったと思います。調教では抜けて良い時計が出る馬ではないのですが、この中間も2週前、1週前と坂路で十分好時計の内容。1週前追い切りの動きを見ても、重心が低い走りで気になるところはなく、この相手でも強い競馬を見せてくれるのではないかとみています。
 サラマッポ 前走は古馬の一線級を相手に完勝の内容でした。現在、ダート馬No.1の力量と考えて良さそうです。胸が深くスタミナも豊富で、距離延長はむしろプラスに働くと思われます。おそらく1番人気ですが、馬券的には中心視せざるを得ない印象ですね。
 岡村信将 売り出し中の3歳馬ですね。実はこのチャンピオンズCというレースは面白いところがありまして、施行日が12月1日より前なら3歳馬の斤量が55kg、それ以降だと56kgになるんです(牝馬は2kg減)。過去にジャパンカップダートだった時代も含めて、このレースを勝った3歳馬3頭はすべて55kgの斤量。55kg組の21戦3勝(勝率14%)に対して、56kg組は22戦0勝という成績になっています。今年は12月2日の施行、ルヴァンスレーヴをはじめとした3歳勢は1日の差で56kgを背負うことになります。同様に去年、今年と3歳馬の斤量的不利を説いたマイルCSでは、2年連続で3歳馬に勝たれているのは秘密ということで(笑)
 伊吹雅也 岡村さんの“V3”にも注目ですね(笑) ですが、やはり傾向からこのレースは若い馬があまり信頼できませんよね。中京ダ1800mで施行されるようになった2014年以降は、4歳以下の馬が[1-1-0-20](複勝率9.1%)。ちなみに、2011~2013年も[0-0-2-13](複勝率13.3%)でした。もっとも、2014年以降のチャンピオンズCで3着以内となった4歳以下の2頭は、いずれも同年にJRAや地方のG1を勝っていた馬。ルヴァンスレーヴも既に古馬相手のレースでも結果を残しているわけですし、大きく評価を下げる必要はないというのが今のところの私の見立てですが。


ゴールドドリーム(※11/28昼過ぎに回避発表)
 くりーく 昨年の勝ち馬で今年は国内戦に集中していることもあって、かしわ記念、帝王賞のJpn1・2勝と充実した成績。ただこれまで坂路中心の調整だったものが、この中間からCWを長めからの調教に変えてきていて、その点は今回気になるところ。帝王賞の時もCWでの追い切りが2本あっても+12kgだったので、この中間も馬体が太いという点を意識しての調整内容の変更と思われ、特に距離を意識してというものではないとみています。動きに関しても、調教駆けする馬にしては動きが鈍い印象の1週前追い切りでしたし、最終追い切りをどのコースで行い、どんな動きを見せるかというのは好走の大きなポイントになってくるとみています。
 伊吹雅也 私は素直に中心視するつもりです。2014年以降の3着以内馬12頭は、いずれも“同年のフェブラリーS”において3着以内となった経験があるか、前走の着順が3着以内だった馬。さらに、馬齢が5~6歳だった馬も2014年以降[3-3-3-19](複勝率32.1%)と比較的安定しています。ただ1点。枠番が6~8枠だった馬は2014年以降[0-1-1-21](複勝率8.7%)と人気を裏切りがちです。この馬に限った話ではありませんが、仮に外寄りの枠に入るようなことでもあれば過信禁物と見るべきでしょう。
 岡村信将 脚質的なイメージはまったく違いますが、過去に『現代のコパノリッキーにもなれる』と評した馬です・・・

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