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春のスプリント王を決める高松宮記念の追い切りが25日、滋賀・栗東トレセンで行われた。GI初制覇を目指すダノンスマッシュ(栗東・安田隆行厩舎、牡5歳)はCWコースで4ハロン54秒8-12秒0とソフトな調整。これまでの坂路仕上げからコース仕上げに変えて、充実ぶりをアピールした。56勝でリーディングを独走している川田将雅騎手(34)=栗東・フリー=の継続騎乗も決定。父ロードカナロアとの父子制覇へ、ばく進する。
派手さはなくとも、追い切られた場所が陣営の執念を物語る。GI初制覇を狙うダノンスマッシュが、2年ぶりにCWコースで最終リハ。安田隆調教師が、自信を深めた様子で切り出した。
「坂路だと走りすぎてしまうので、(CWで)サッと。気持ちを抑える意味もありました。今のところ、いい形で出走できると思っています」
向こう正面から半マイルの単走追い。ゆったりとしたペースでも行きたがるそぶりをみせず、馬なりで徐々に加速し、躍動感いっぱいに駆け抜けた。4ハロン54秒8-12秒0。充実ぶりをアピールするには十分な時計だ。
前走の夕刊フジ賞オーシャンS制覇から中2週。3歳春以降、最終調整はほぼ坂路だったが、ひと息に走れることでテンションが上がり、時計が速くなりすぎることを陣営は考慮。6度目のGI舞台を前に、1週前の19日(6ハロン82秒0-11秒8)から、2週続けてCWコースで追い切りとスタイルを変えた。坂路で追い切って臨んだ昨年は前半から前進気勢が強く、4コーナー2番手から伸びを欠いて4着。ソフトな仕上げで臨む今年は、持ち味の瞬発力をきっちり生かせるはずだ。
前走を含めて3戦2勝3着1回と乗り慣れた川田騎手がドバイ遠征のため、当初は三浦騎手に乗り替わる予定だった。しかし新型コロナウイルス禍でドバイ国際競走が中止となり、川田騎手の継続騎乗が決定。56勝でリーディングを独走する名手は「安田(隆)厩舎には二転三転して迷惑をかけました。その中で、オーナーから騎乗依頼をいただきました。厩舎、オーナーのためにも結果を残したいという気持ちが強いです」と意気込みを語った。
父ロードカナロアは、現役時代にGI6勝を挙げた名スプリンター。父も管理した安田隆師は「昨年(12月)の香港遠征から帰ってきて、馬がシャキッとしてきました。攻め馬でも走りにブレがない。最近は坂路モニターを見ていても、父と似通った感じを受けます」と目を細める。
父は高松宮記念初挑戦の2012年3着で、翌13年にVを飾った。昨年1番人気で4着と涙をのんだ子供にも、指揮官は「今回、頑張って、チャンピオンになってほしい」と期待を込めた。偉大な父の背中を追って、いざスプリント王へ。機は熟した。 (山口大輝)
★高松宮記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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