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JRA今年最初のGI・フェブラリーSの追い切りが19日、滋賀県・栗東トレセンで行われた。昨年の勝ち馬インティ(栗東・野中賢二厩舎、牡6歳)は坂路で余力を残して自己最速の4ハロン51秒1。サンケイスポーツの調教評価で最高の『S』で、充実ぶりをアピールした。同レース歴代最多の5勝を挙げる武豊騎手(50)=栗東・フリー=とのコンビで、史上2頭目の連覇へ態勢は万全だ。
ディフェンディングチャンピオンの貫禄だ。インティが、栗東の坂路で躍動感あふれる走りを披露。野中調教師も驚きを隠せないほどだった。
「思っているより少し時計は速くなったけど、あまり坂路で動けるタイプじゃなかったのに、それだけ動ける体になっているのかな」
整地明けの午前9時40分頃に登場。軽快にラップを刻み、グイグイと駆け上がる。ラスト1ハロンで追われると12秒5でまとめ、4ハロン51秒1をたたき出した。前走(東海S)の最終追い切りで、一杯に追われて出した同51秒8の自己ベストを余力残しで更新。最高の調教評価『S』の内容に「前哨戦を使ったことで上昇しているし、東海Sよりもいい状態」とうなずいた。
昨年のこの舞台で、破竹の7連勝でGIウイナーの仲間入り。しかし、その後は気性面のもろさを露呈して5戦勝ちなし。1年間、Vから遠ざかっている。それでも2走前のGI・チャンピオンズCは先手を奪って勝ち馬から0秒2差の3着。自分の走りさえできれば現役屈指の存在だ。
「1年たって、振る舞いに成長を感じる。馬体もほれぼれするくらいたくましくなったし、使ってもへこたれなくなった」と野中師は時計にとどまらない進化を証言する。チャンピオンズCで先着を許したクリソベリルとゴールドドリームは、海外遠征で不在。復活の舞台は整った。
コンビを組む武豊騎手は、このGIで歴代最多の5勝。スピードを秘める一方、燃えすぎると抑えがきかない弱点も併せ持つ同馬とは9戦でコンビを組んで5勝、2着1回、3着2回と手の内に入れている。トレーナーが「気性や前向きすぎるところは、彼の当たりの柔らかいところが合っている」と信頼を置けば、武豊騎手も「ハナを取ってマイペースで行けば強いのは分かっている」と、昨年の逃走V再現へ意欲を見せている。
「連覇に挑戦できるのはこの馬しかいない。歴史の数少ない馬に入れるように、ぜひ成し遂げてあげたい」と野中師は力強く結んだ。いざ、2014、15年のコパノリッキー以来、史上2頭目の連覇へ。偉業への進撃は、誰にも止められない。 (斉藤弘樹)
★ドバイ渡航中 武豊金曜帰国
インティとコンビを組む武豊騎手は、20日のUAEオークス(メイダン、GIII、ダ1900メートル、日本時間21日午前0時40分発走予定)でセラン(栗・松永幹、牝3)に騎乗するためドバイへ渡航中。この日の最終追い切りは不在だったが、金曜(21日)に帰国し、週末の騎乗に臨む名手の手綱さばきに注目だ。
★昨年のフェブラリーS・インティVTR
初めての芝スタートを無難にこなし、周囲をうかがいながら先頭へ。武豊騎手が前半3ハロン35秒8と絶妙なペースを演出し、他馬の仕掛けを待つことなく、直線を向くと一気にスパート。ゴール前で猛追してきたゴールドドリームをクビ差振り切り、7連勝でGI初挑戦Vを飾った。
★フェブラリーSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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