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今週末は春のGI開幕を告げる高松宮記念。密着取材でGI勝ち馬を探る連載『東西現場記者走る』は、東京サンスポの千葉智春記者(35)が担当する。栗東トレセンでの2日目は、前走でフェブラリーSを制したモズアスコットに注目。豪州のGI参戦を見送っての参戦で、状態面、初の1200メートル戦への手応えを矢作調教師に探った。
栗東で迎えた火曜朝は、3月下旬とは思えない寒さに強風。時折、体を震わせながら、モズアスコットを追跡した。
前走のフェブラリーSで、2018年安田記念との芝&砂GI制覇。再び芝へ矛先を向け、4月4日の豪GIドンカスターマイルを目標に検疫先の東京競馬場で調整していたが、新型コロナウイルスの影響を考慮し16日に遠征を取りやめ、国内GIに切り替えた。初の芝1200メートルは鍵だが、1週前倒しの参戦。状態面が気がかりだった。
午前8時半頃、坂路に向けて厩舎を出発。坂路小屋の下で待ち構えようと向かうと、ちょうど矢作調教師と遭遇した。さっそく取材を開始だ。
「ミルコ(・デムーロ騎手)でいきます」と第一声。ゴーサインの合図だ。「1週前に少し緩いと話したけど、日曜(22日)に坂路で4ハロン54秒台。1回(19日に同52秒3と)やった効果で良くなっていたので、大丈夫と判断しました。府中にいたときと、坂路の調整では全然違う。もう1週欲しいと思っていたけど、思った以上に良くなっています」と納得の決断だ。
M・デムーロ騎手とはラヴズオンリーユーでドバイシーマクラシックに臨むはずだった。馬はまだ現地に残されているが「日本馬20頭を(現地入りしていた厩舎関係者)6人で見てくれている。オールジャパンだよね」と感謝。全力投球の国内GIで、同じく憂き目に遭った鞍上に「大一番での勝負強さに期待しています」と手綱を託す。
1200メートル戦にも自信をのぞかせる。「距離を延ばすことを考えたこともあるけど、今は筋肉量が増えてパワフルな体形になっているし、距離短縮だな、と」。根底にあるのは、のちの種牡馬としての価値を高めたいという意思。「芝のスプリントで勝つ、あるいは好走すれば、さらに高まる。スペシャリストも多いけど、また面白い挑戦だと思っています」。
有馬記念(リスグラシュー)、ホープフルS(コントレイル)、フェブラリーSに続く、史上初のJRA・GI実施機会4連勝がかかる中、気後れのない表情。快挙達成もあるか…。週末まで状態を見極めたいと考えつつ、美浦へ向かった。(千葉智春)
★高松宮記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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