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第62回ラジオNIKKEI賞(30日、福島11R、GIII、3歳オープン国際(特指)、ハンデ、芝1800メートル、1着本賞金3700万円=出走16頭)横山典弘騎乗の8番人気ケイアイチョウサンが、後方待機から直線で抜け出して重賞初制覇を決めた。タイム1分47秒9(良)。2着は14番人気のカシノピカチュウ、3着は5番人気のアドマイヤドバイが入った。1番人気のガイヤースヴェルトは15着と大敗した。
名手の手綱さばきが、みちのく福島のファンを酔わせた。ゴール前、横一線となった叩き合いの中、いつの間にか内からスルスルと抜け出したのは8番人気の伏兵ケイアイチョウサン。2005年にコンラッドでラジオたんぱ賞を勝って以来、横山典弘騎手が8年ぶりの福島重賞を制した。
「福島のファンも盛り上がってくれてよかったよ」
昨年は震災後初の夏開催ということで4年ぶりに福島で騎乗した横山騎手だが、本来は函館が主戦場。福島のファンにとってはめったに見られないノリの名人技に歓声が上がった。
道中はほぼ最後方で4コーナーを回っても後方から3番手。短い直線で早く動きたくなるところをじっと我慢。直線では前が壁になるものの、慌てない。わずかに空いた1頭ぶんのスペースに滑り込ませ、抜け出した。流れの先を読み、度胸の据わった騎乗はまさに第一人者の面目躍如だ。
「テン乗りだったけどレースは見ていたし、調教で乗せてもらっていいイメージで乗れた。最後はどこに行こうかな、という感じ。追ったのはほんのわずかだったよ」
全馬0秒9差以内でゴールするハンデ戦らしい大混戦。上がり3ハロン34秒3の脚を駆使して、勝利に導いた騎乗ぶりには小笠倫弘調教師も「ノリさんのおかげです」と敬服するばかり。この後はいったん放牧に出されるが、「まだ完成途上なところがあるから、力をつければ先が楽しみ」と調教師は秋以降のさらなる飛躍を願っていた。
鋭い切れ味で一気に重賞ウイナーとなったケイアイチョウサン。今後の路線は未定だが、秋にはさらに決め手に磨きをかけてファンを魅了するに違いない。 (柴田章利)
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■ケイアイチョウサン 父ステイゴールド、母シャドウシルエット、母の父シンボリクリスエス。黒鹿毛の牡3歳。美浦・小笠倫弘厩舎所属。北海道平取町・坂東牧場の生産馬で、馬主は(株)チョウサン。戦績11戦3勝。獲得賞金は6294万5000円。重賞初勝利。ラジオNIKKEI賞は小笠倫弘調教師が初勝利、横山典弘騎手は2005年コンラッドに次いで2勝目。
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