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9月3日の新潟11Rで行われた第59回新潟記念(GⅢ、3歳以上オープン、芝2000メートル、ハンデ、14頭立て、1着賞金=4300万円)は、北村宏司騎手の2番人気ノッキングポイント(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)が重賞初制覇。好位のインでロスなく進めると、直線に向いてエンジン全開でスパートし、力強く伸びて快勝した。2018年のブラストワンピース以来5年ぶりの3歳馬Vとなった。北村騎手は8月27日の新潟2歳S(アスコリピチェーノ)に続く2週連続の重賞制覇。タイムは1分59秒0(良)。
1馬身差の2着にはユーキャンスマイル(7番人気)、さらにクビ差遅れた3着にインプレス(10番人気)が入った。なお、1番人気のサリエラは7着に敗れた。
新潟記念を勝ったノッキングポイントは、父モーリス、母チェッキーノ、母の父キングカメハメハという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は7戦3勝。重賞は初勝利。木村哲也調教師は新潟記念初勝利、北村宏司騎手は00年ダイワテキサスに次いで2勝目。
◆北村宏司騎手(1着 ノッキングポイント)「元気に夏もトレーニングしてくれて、コンディションはとても良さそうでした。気持ちのほうはピリッとしてくるのかと思って、(ゲートの)駐立を気を付けようとを考えていましたが、スタートもじっと集中してくれて、好位で落ち着いて流れに乗れました。今日は自信を持って臨める条件だと思っていたし、正直に前向きに一生懸命に走ってくれるのがいいところです」
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