中央競馬ニュース

【高松宮記念】ダンスディレクター華麗にGI奪取だ

 0   0   1,238
シェアする  x facebook LINEで送る
【高松宮記念】ダンスディレクター華麗にGI奪取だ

 ポテンシャルは優にGI級、ダンスディレクターの一撃だ。

 一昨年は筋肉痛、昨年は骨折と、2年連続で出走を断念。そんな悪夢がよぎったのか、前哨戦を挟まず、阪神Cからの直行でようやく初参戦が叶った。が、ここでステップをひと叩きできなかった誤算うんぬんを語るつもりはサラサラない。むしろ、早い段階からこの“振付師”が、GI級の能力を有していたことに注目すべきだ。

 絶好のサンプルがシルクロードS。差し切りが難しい印象のある前哨戦の過去10年で、4角9番手以降から戴冠した馬を以下に並べると…。

 08年ファイングレイン(12番手)→09年アーバンストリート(13番手)→11年ジョーカプチーノ(10番手)→12年ロードカナロア(9番手)。そして17年ダンスディレクター(9番手)といった具合だ。

 そう、このうちファイン、ジョー、ロードが、レースの前後は別にしてGIを制していた。この高い確率でのGI馬の差し切りは、つまりダンスの高い能力を簡潔に言い表している。

 ただ、ここで問題が。近年の高松宮記念は4角10番手以降の差し切りVがない。GI級のままターフを去らねばならないのか-。それも、笹田調教師の言葉に救われることになる。

 「確かにスタートが悪いときがある。でも武豊だから心配していない」

 これまで3回騎乗して4角は何と(3)(9)(4)番手。2ケタポジションがないどころが、好位でレースを進めている。ちなみにその9番手はGI級を決定づけた昨年のシルクロードS。やはりこれほど頼りになるジョッキーはいない。

 尾張の電撃戦では勝ち星こそないが、(2)(2)着ならむしろ期待が膨らむ。「休み明けは走るし、衰えも感じない。直線が長いコースなら、この馬の脚質が生かせる」

 涼しい顔の鞍上が中団からズドン。いかにも想像しやすいシーンだ。

 “究極の3連単”は1着にダンス、2着にファインニードルセイウンコウセイの前めのキャラを固定した計12点。(夕刊フジ)



高松宮記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月9日()
エプソムC G3
函館SS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月2日()
安田記念 G1
6月1日()
鳴尾記念 G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る