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【シルクロードS】コスモベル要注意

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【シルクロードS】コスモベル要注意

 先週の根岸Sでは4番人気のフェラーリピサが快勝。昨年末からスーニビクトリーテツニーなど“マル外”馬の活躍が目立ってきた。そこで注目したのが、休養明け3戦目の米国産馬コスモベル。自在な脚質で、引き続き舞台は京都の芝1200メートル。ハンデも53キロと恵まれ、マル外旋風に乗っての大駆けムードが漂う。

 ほんの10年ほど前にはエルコンドルパサータイキシャトルが世界を股にかける大活躍。かつては“マル外”の呼び名で国内外で親しまれ、栄華を極めていた外国産馬も、現在は内国産馬の勢いに押され、昨年はついにJRA重賞勝ちがひと桁の5勝止まり。“マル外”という言葉も風化しつつあった。

 しかし、昨年末あたりからスーニ(交流GI全日本2歳優駿)やビクトリーテツニーカペラS)、そして先週の根岸Sではフェラーリピサが奮起。この流れに乗ってシルクロードSコスモベルも初重賞Vを虎視眈々と狙っている。

 休み明け2戦目、前走の淀短距離Sでは好位追走からしぶとく脚を伸ばして2着。昨秋にオープンに上がってからふた桁着順が続いていたが、「ジョッキーが返し馬から考えてうまく乗ってくれました。オープンにメドが立ったのは大きいですね」と中二調教助手はこの一戦で大きな手応えをつかんだ様子だ。

 全休日明けの3日は4ハロン66秒5で登坂。「普段硬さが出る馬だけど、中間も順調にきている。1週前(28日)も坂路で4ハロン51秒6といい動きだったし、引き続きいい状態ですよ。馬体が回復してきたのもいい傾向ですね」と中間の好状態を伝える中二助手。続けて「ハンデの53キロもちょうどいいし、前走の内容ならここでも十分通用すると思います」と初重賞ゲットに自信を見せる。

 もともと外国産馬といえばタイキシャトルブラックホークアグネスワールドマイネルラヴなど短距離戦で活躍した馬が多い。昨年も重賞5勝中3勝がマイル以下。今週のシルクロードSも“マル外の逆襲”に要注意だ。(板津雄志)

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