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栗東トレセンでは出走予定の12頭がすべて追い切り。競馬担当記者が、1年で最も忙しい一日かもしれない。森田大王は松田博調教師の取材へ、板津は池江寿調教師の元へ、柴田はローズキングダムの追い切りに騎乗した後藤騎手の確保にと、それぞれ飛び回った。
後藤騎手はクリスマス・グランプリを意識してか、赤いダウンジャケットを着用。後藤騎手はいつもながらの丁寧さで、柴田は次々に取材ノートにメモしていった。
取材を終えて、一服しにスタンドの外に出た柴田は、大阪サンスポの川端を発見。彼は毎週、大阪サンスポの紙面で「突撃ッス」という連載コラムを担当しているので、柴田が「今週はどこに突撃ッスか?」と聞くと、「音無厩舎に突撃ッス」と返事が返ってきた。
アントニオ猪木さんに有馬記念の予想取材をしてきたという川端は、そこで志願の闘魂注入をしてもらったという。
「あのビンタ、すごかったッス。目の前が一瞬、真っ暗、いや、真っ赤になったッス。でも、それでひらめいたッス。猪木さんのストールの色も赤でしょ。赤、赤、レッド。これだ! (音無厩舎の)レッドデイヴィスだ」
柴田はそれこそ、目の前が真っ暗になった気がした。ビンタで有馬記念の企画を考えるとは…。さらに午後の記者席で柴田はまた、真っ暗な気持ちになった。取材ノートに書いてある文字が汚すぎて、自分でも読めない。まずは文字の解読から午後の仕事が始まったのだった。
美浦トレセンでは馬場開場前、調教スタンドの記者席に集まった報道陣がざわついた。ホワイトボードに「安藤勝騎手、ペルーサの調教をつけにあす来場」の書き込みがあったからだ。ただちに藤沢和調教師を直撃すると、「うん、アンカツが乗りにくるよ」と平然と言い放った。前日、安藤騎手からキャンセルの連絡があったのに…。暮れの大一番は、最後までギリギリの攻防が続きそうだ。
そんなドタバタ劇の最中に追い切ったマイネルキッツに、鼻血騒動が。これで出走はアウト。国枝調教師は「前走以上のデキだっただけに残念…。立て直すよ」と話し、調教スタンドの机に置かれた朝食(おにぎりなど)の脇に手を置いて「行いが良くても、こうなんだからな」と恨み節。その朝食には「国枝調教師からの差し入れです。召し上がってください」の貼り紙があった…。
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