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ゴリアテ・グルーパーという魚をご存知だろうか? 別名“イタヤラ”と言う、ハタの仲間の巨大魚だ。“ゴリアテ”は旧約聖書に出てくる巨人の名前で、この魚がどのくらい大きいかと言うと体調は2.5mを超え体重は400kgになる。YouTubeではクルージングで釣れたサメを一飲みにする動画も上がっているが、その迫力たるや凄まじい。
海は地球の表面積の約7割を占め、巨大な生物の宝庫。シロナガスクジラ(全長約25m、体重190t)やダイオウイカ、ダイオウホウズキイカ(ともに最大(推測)全長は18m)など巨大な生物を挙げたらキリがなく、それらに混ざればゴリアテ・グルーパーは子供みたいな存在だが、海でもしコイツに出くわしたら多くの人は死を覚悟するくらい大きな体と大きな口を持つインパクト最大級の魚だ。
ところがこのゴリアテ・グルーパー、大きくなると好奇心も旺盛になり大きな獲物にも積極的に反応するようになるが、生後5~6年はサンゴ礁の浅瀬でひっそりと暮らし、主食もエビ、カニなどが中心で大きな生物を襲うことは殆どない。
野生環境下で大きな個体に育つ生物の多くは臆病であることが多い。臆病だからこそ危険な目に合うことも少なく、危険な目に合わないからこそ彼らは大きくなる。そして大きくなり敵に襲われる心配がなくなると、彼らの生活や食は次第に大胆になっていく。
さて、大成すると大きな獲物を求めて積極的に餌を追うのは怪魚ゴリアテ・グルーパーだが、大成するとライバルを積極的に追い、強さに磨きがかかるのはサラブレッドも一緒だ。今週日曜・中京競馬場のメイン競走金鯱賞には大成の域に到達したかに見える勝ち馬候補が出走してくる。金鯱賞の勝ち馬予想にあたり、今日は“大成”絡みの金言を紹介しよう。
曰く「力みの取れた大型馬を狙え」。
昭和天皇の天覧競走で、ニッポーテイオーが勝った1987年の天皇賞・秋。2着に入ったのは、当時珍しかった520kgの見栄えする馬体でファンを魅了したレジェンドテイオー。彼は日本ダービー、菊花賞で1桁人気を大きく裏切り大敗したが、その理由はなんと“臆病だったから”。大レースに出走すると空気の違いが馬に分かり、走りが硬くなり大敗を続けたが「ノミの心臓」と謳われた彼も歳を重ね、走りから力みが抜けるとG1でも力を発揮できるようになり、天皇賞・秋は2年連続で3着以内と好走した。
ヤマニンサルバムは前走502kg。最近では特別大型でもないが、やはり500kgを超える馬体は見栄えがするし、馬格も筋肉量もある。条件戦を抜け重賞初挑戦の頃は力みが抜けずに苦戦を強いられたが、前々走あたりからいい感じで余分な力が抜けて走りが軽くなってきた。中京競馬場・芝2000mで斤量57kgは中日新聞杯を勝った前走と同条件でここはチャンスだ。
HSPがhighly sensitive personなら、ヤマニンサルバムのたぐいは、さしずめHSH(highly sensitive horse)といったところか…。え?私は何かって?HOG(highly optimistic guy=極端に楽観的なオヤジ)あたりでしょうな…(笑)。
(文:のら~り)
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