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京都記念(GⅡ、芝2200メートル)が11日、京都競馬場で行われる。今年で117回目となる伝統のレースを制するのは、どの馬か。
ベラジオオペラ(栗東・上村洋行厩舎、牡4歳)は前走のチャレンジCで2つ目の重賞タイトルをゲット。半年の休養明けで体重が20キロ増え、成長のあとがはっきりみえた。日本ダービーで最速の上がり3ハロンをマークして4着に来たように、4歳世代では屈指の実力馬。距離も問題なく、力の要る馬場もこなすタイプ。春のGI戦線に向けて、弾みをつける。
ルージュエヴァイユ(美浦・黒岩陽一厩舎、牝5歳)はエリザベス女王杯でしっかり伸びて2着。その前の2走も重賞で2着になっており、昨夏以降の成長が著しい。今回は前走と同じ舞台。牡馬相手でも好勝負になっていいだろう。
プラダリア(栗東・池添学厩舎、牡5歳)は2走前の京都大賞典でボッケリーニとのたたき合いを制して優勝。前走の有馬記念は14着に終わったが、昨年のこのレースでは3着に食い込んでいる。GⅡならば上位争いできる力を持っている。
マテンロウレオ(栗東・昆貢厩舎、牡5歳)は近2走、展開などがかみ合わず、思ったほどの成績を挙げていないが、昨春は大阪杯4着、天皇賞・春5着とGIで上位をにぎわした実績馬。昨年のこのレースも2着で、力を出し切れば、変わってきてもおかしくない。
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