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★日本調教馬4年ぶりの勝利なるか 今年は日本から歴代最多の5頭が出走予定
香港マイルには、日本からセリフォス(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)、ダノンザキッド(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)、ナミュール(牝4歳、栗東・高野友和厩舎)のGI馬3頭と、今年のマイルCS2着馬ソウルラッシュ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)、2015年の香港マイルを制したモーリス産駒のディヴィーナ(牝5歳、栗東・友道康夫厩舎)が出走を予定している。香港マイルに日本調教馬5頭が出走すれば、日本調教馬の最多出走頭数を更新するが、19年アドマイヤマーズ以来4年ぶりの勝利を挙げることができるだろうか。なお、ナミュール、ディヴィーナには00年サンライン以来23年ぶりの牝馬による香港マイル制覇がかかる。
★3勝目を狙うゴールデンシックスティ 前哨戦VビューティーエターナルはGI初挑戦
香港マイルには、2020、21年の勝ち馬ゴールデンシックスティ(セン8歳、香港/K・ルイ厩舎)、昨年の勝ち馬カリフォルニアスパングル(セン5歳、香港/A・クルーズ厩舎)が出走を予定しており、日本勢にとって強力なライバルとなりそうだ。ゴールデンシックスティは今年3戦3勝という成績で、今回は4月のチャンピオンズマイル1着以来の出走となる。一方、カリフォルニアスパングルは今年GⅡを2勝しているものの、昨年の香港マイル以降GI制覇からは遠ざかっている。ゴールデンシックスティが勝てば、グッドババ(07~09年に3連覇)以来の香港マイル3勝、カリフォルニアスパングルが勝てば、香港マイルがGIに昇格した00年以降で4頭目の連覇となるが、2頭は今年の香港マイルでも好走することができるだろうか。
また、前哨戦の香ジョッキークラブマイルを制したビューティーエターナル(セン5歳、J・サイズ厩舎)は、今回がGI初挑戦となる。同年の香ジョッキークラブマイル勝ち馬は、過去10年の香港マイルで5勝、2着3回という成績を挙げているが、ビューティーエターナルは初の大舞台でどのような走りを見せるだろうか。
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