まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
秋のGⅠ開幕戦・スプリンターズSの追い切りが27日、東西トレセンで行われた。栗東では前哨戦のキーンランドCを勝ったナムラクレア(栗東・長谷川浩大厩舎、牝4歳)が坂路でシャープな伸びを披露。自らペースを上げて、ラストはスパッと切れた。好時計をマークした1週前追い切りも含めて、調教評価は最高の『S』。悲願のビッグタイトル奪取の準備は整った。
◇
ウッドチップを蹴散らして、滑らかなギアチェンジを披露した。キーンランドCを勝ったナムラクレアは、栗東坂路で単走追い。自ら手綱を取った長谷川調教師は、満足げな表情で切り出した。
「先週、しっかり調教をしているので、体調の確認と、気負うことなく、リズムよくというのを心掛けました。非常に動きは良かった。緩急がついて、芯の入った走り方をしていました」
1ハロン目は15秒ジャストとゆっくりと入ると、1ハロンごとにペースアップ。2ハロン目が14秒2、3ハロン目が12秒5、最後の1ハロンは馬なりのままスパッと伸びて11秒7(4ハロン53秒4)でまとめた。
1週前の21日は浜中騎手が騎乗し、栗東CWコースで6ハロン81秒8─11秒3の好時計をマーク。ビッシリと追われたウインルーティン(1勝)に、余力を残して1馬身先着していた。この日は騎乗しなかった鞍上だが「前進気勢があって、いつでもはじけそうな手応えでした。並んでからかわすのが速い馬。いつも通りの反応、動きでした」と手応えを振り返って納得の口ぶり。1週前も含めて、調教評価は最高の『S』となった。
3歳時は成長途上で、レースや追い切りの回復に時間がかかり、調教でもなかなか攻めることができなかった。徐々に体質が強くなり「思っている以上に回復が早くなりました」と担当の疋田厩務員はいう。精神面の成長も大きく、浜中騎手は「カーッとスイッチが入るタイプだったけど、お姉さんになったことで必要以上に力むことがなくなりました」。心身ともに充実期に入ってきた今なら、これまで5度挑んではね返されたGⅠタイトルに、ついに手が届くかもしれない。
昨年のこのレースは、外から末脚を伸ばすも5着。内を通った馬がよく伸びるという馬場傾向にも泣いた。トレーナーは「(中山の)最後の坂を克服しないといけないです。昨年の内容は悪くなかったし、去年の反省も踏まえてレースプランを組み立てたい。何とか彼女に大きいタイトルをと思っています」と課題と期待を語った。強豪ひしめくスプリント界統一へ、ナムラクレアが昨年のリベンジを果たして戴冠する。(長田良三)
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|