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札幌3週目の日曜メインは3歳以上によるダート重賞のエルムS(6日、GⅢ、1700メートル)。
ペプチドナイル(栗東・武英智厩舎、牡5歳)はここ2戦、リステッド、オープン特別を連勝と勢いに乗る。2走前の大沼Sは一旦、2番手に控える形から3馬身差。前走のマリーンSは逃げから直線で後続を突き放して3馬身半差と中身も濃い。舞台が札幌に移るが、持ち前の先行力を発揮できればここも好勝負になる。
ワールドタキオン(美浦・斎藤誠厩舎、牡5歳)は地方を含め4連勝中。JRA再転入初戦の1勝クラスを4馬身差で快勝すると、続く2勝クラスでは5馬身、3勝クラスの前走も2馬身差で完勝。まだ底を見せておらず、昇級していきなりの重賞挑戦でも注目できる。
オーソリティ(美浦・木村哲也厩舎、牡6歳)は一昨年のジャパンCで2着、昨年のドバイシーマクラシックでは3着と芝GIで上位争いを演じてきた。ここでは断然といえる存在で、1年以上の休養明け、初ダートと条件は厳しいが、軽視できない。
ペイシャエス(美浦・小西一男厩舎、牡4歳)はユニコーンS、名古屋グランプリとダート重賞を2勝。JpnIでもジャパンダートダービー2着、JBCクラシック3着の実績がある。川崎記念7着、ダイオライト記念5着とここ2走は精彩を欠いているが、侮れない存在だ。
アハルテケSを圧勝したタイセイサムソン(美浦・奥村武厩舎、牡5歳)、大沼S2着、マリーンS3着とここ2戦善戦しているセキフウ(栗東・武幸四郎厩舎、牡4歳)、マリーンS2着のルコルセール(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)、東京大賞典5着の実績があるロードブレス(栗東・奥村豊厩舎、牡7歳)なども上位争いを演じても不思議はない。
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