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6月25日の東京11R・パラダイスステークス(3歳以上オープン、リステッド、芝1400メートル、ハンデ、15頭立て)は、2番人気で三浦皇成騎手とコンビを組んだハンデ53キロのビューティフルデイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)が中団追走から直線で鋭く伸び、ゴール寸前で差し切ってオープン初Vを果たした。タイムは1分20秒6(良)。
ハナ差の2着は逃げたメイショウチタン(13番人気)。さらにクビ差の3着には中団追走から直線で外を伸びたテンハッピーローズ(3番人気)が入った。
人気のサーマルウインドが好スタートを切ったものの、これを制して外からメイショウチタンが果敢にハナへ。3番手にコムストックロードがつけ、サトノラムセス、オールパルフェ、ストーンリッジなどが続いた。メイショウチタンはよどみないペースを刻みながらも、なかなか逃げ脚は鈍らない。ゴール前でようやく差し脚を伸ばしてきたビューティフルデイとテンハッピーローズが迫り、最後は粘るメイショウチタンとビューティフルデイの争いに。写真判定に持ち込まれたが、前日にJRA通算1000勝を飾った三浦皇成騎手に導かれたビューティフルデイがわずかにハナ差かわしてオープン初勝利を決めた。
◆三浦皇成騎手(1着 ビューティフルデイ)「以前も乗っていて思い入れのある馬でした。当時は折り合いにかなり苦労しましたが、厩舎サイドが工夫してここまで持ってきてくれましたし、馬も成長していました。追い出しをぎりぎりまで待ちましたが、最後はよく届いてくれました。馬の頑張りに感謝したいです」
パラダイスSを制したビューティフルデイは、父ディープインパクト、母マルケサ、母の父Kingmamboという血統。通算成績は15戦5勝となった。
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