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14日の東京メインは安田記念につながる「第67回京王杯スプリングC」。GI級のポテンシャルを秘めるメイケイエールが重賞5勝目を狙って登場する。
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卓越したスピードで重賞4勝を誇る一方で、気性面の難しさから思うようなレースができないことがしばしば。常に好走と凡走が隣り合わせだったが、ここへきて常識にかかった競馬ができるようになってきた。
前走の高松宮記念は勝ち馬ナランフレグと0秒1差の5着。「内が伸びる馬場だったが、外枠から良く頑張ってくれた」と武英調教師は振り返る。折り返し手綱とパシファイヤーの効果が出たうえ、近3走でコンビを組む池添騎手が手の内に入れたことが大きい。
東京は初めて走るが、中京の好成績から広く直線の長い左回りコースは向いている。「ポイントは、前を走る馬に闘争心を燃やすのでそこをうまく我慢できるかどうか。シルクロードSのようにスッと出して行って、控えて脚をためる競馬ができれば」とトレーナー。悲願のGI制覇につながる走りを見せたい。(夕刊フジ)
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