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12月8日の阪神11Rで行われた第71回阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳オープン、GI、芝・外1600メートル、牝馬、16頭立て、1着賞金=6500万円)は、北村友一騎手騎乗の4番人気レシステンシア(牝2歳、栗東・松下武士厩舎)が逃げ切り勝ち。タイムの1分32秒7(良)は2歳のコースレコード。
5馬身差の2着には好位から伸びたマルターズディオサ(6番人気)、さらにハナ差遅れた3着に中団から外めを差してきたクラヴァシュドール(3番人気)。
阪神JFを勝ったレシステンシアは、父ダイワメジャー、母マラコスタムブラダ、母の父リザードアイランドという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は3戦3勝。重賞は2019年ファンタジーS・GIIIに次いで2勝目。阪神JFは、松下武士調教師、北村友一騎手ともに初優勝。
◆北村友一騎手(1着 レシステンシア)「いいスタートさえ切れれば先行するスピードは十分あると思っていました。道中はリラックスして走れることだけ考えて運んでいました。けっこういいペースで行っていたと思うんですが、右から左、左から右と手前ばっかり替えて、フワフワ走っていました。手応えはもちろんあるんですが、半信半疑の感じでした。課題に挙げていたメンタル面は、お客さんが多いなかでもどっしり落ち着いていましたし、よくなっているなと思いました。まだ粗削りな面もあるんですが、十分通用するスピードも見せてくれましたし、ポテンシャルもまだ秘めていると思います」
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