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【秋華賞】母系に抜群の成長力フィズ…血統診断

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 GI4勝目を目指すアパパネは、母が短距離巧者の早熟馬で成長力に不安はあるが、力の要る馬場になったオークスを制したことで、距離の壁は克服。母の血はほとんど感じられず、父キングカメハメハの血が色濃く受け継がれたと見るべきだろう。父も早期に引退しただけに成長力は未知数だが、極端な能力の減退はないとみる。

 4頭が出走するゼンノロブロイ産駒は、母系がカギとなる。サンテミリオンは母も祖母もフランスの重賞勝ち馬。奥の深さを感じさせる。アグネスワルツは近親にシャドウゲイトクラフトワークディヴァインライトなどがいて、活気十分。アニメイトバイオはややダート色の濃い母系で、このメンバーに入ると多少、分の悪さを感じる。コスモネモシンは母の父がシングスピールで、最も成長が見込める配合。穴に一考したい。

 アプリコットフィズは伯父にマンハッタンカフェがいて、半姉コロンバスサークル(父ホワイトマズル)も同日の府中牝馬Sで有力視されているなど活気ある母系。父は早い時期から活躍したが、この母系の特徴は年齢を重ねてからグングンと成長する点にある。古馬に完勝した前走はその証。実績よりも上昇の余地を評価して、この馬に最高得点を進呈したい。

 紫苑Sの勝ち馬ディアアレトゥーサは、先の凱旋門賞2着で世界に存在を示したナカヤマフェスタの半妹。父はダンスインザダークの全弟という血統の良さが買われて1戦0勝ながら種牡馬入りしたトーセンダンスだけに、評価がしにくいところだが、母系の勢いは軽視できない。ワイルドラズベリーは近親にオークス2着のベッラレイアがいる母系。まとまりのある配合で、芝の中距離はベストだ。他では、母がエリザベス女王杯2着のオウケンサクラ、抽選対象ながら兄に米GI馬がいるスマートシルエットブルーミングアレーを高く評価したい。(血統取材班)

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