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第56回産経賞オールカマー(26日、中山11R、GII、3歳上オープン国際、別定、芝・外2200メートル、1着賞金6400万円、出走10頭)藤田伸二騎乗の5番人気シンゲン(牡7、美浦・戸田博文厩舎)が11カ月の休み明けをものともせず、重賞3勝目を挙げた。1番人気に支持されたドリームジャーニー(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)は惜しくもクビ差の2着に敗れた。勝ちタイムは2分11秒4(良)。
シンゲンは中団でレースを進め、直線では早め先頭からドリームジャーニーとの叩き合いを制した。ドリームジャーニーは59キロの斤量が影響したのか、最後に伸び切れなかった。3着にはトウショウシロッコ(牡7、美浦・大久保洋吉厩舎)が入った。2番人気のジャミール(牡4、栗東・松元茂樹厩舎)は、5着に敗れた。
シンゲンは父ホワイトマズル、母ニフティハート、母の父サンデーサイレンスという血統。通算成績は17戦9勝。重賞は09年新潟大賞典、同年エプソムC(ともにGIII)以来の3勝目。藤田伸二騎手、戸田博文調教師ともにオールカマーは初制覇。
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