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2歳女王ラッキーライラックは、放牧先で右後肢の球節部に腫れが見つかり、ローズSを回避してぶっつけで臨む。丸内助手は「調教もしっかりとやれている。順調にきていますよ」と問題なしを強調する。ひと夏を越して成長しており、「春よりも体がひと回り大きくなり、力強くなりました」とラスト1冠奪取を狙っている。
ローズS2着で優先出走権を獲得したサラキアが、初のGIの舞台に立つ。「前走は勝ち馬にうまく乗られましたが、いいレースをしてくれました」と池添学調教師は振り返る。続けて「体に実が入って前走よりしっかりしてきました。直線が平坦なコースもいい」と期待を込める。自慢の決め手で上位争いを演じるか。
ローズSでは3番人気に支持されながら9着に敗れたオールフォーラヴが、巻き返しに挑む。猿橋助手は「前走はいいポジションで運べたんですが、思いのほか伸びなかったですね」と首を傾げる。ただ、今回は休み明けを叩いた効果が見込めそう。「上積みはあると思いますし、まだまだやれると思います」と変わり身に期待している。
ミッキーチャームは今夏、北海道で3連勝。先行力のある上り馬だ。猿橋助手は「栗東に戻ってきてからは落ち着きがあります。春に比べても(体の)シルエットは丸みがありますし、グンと成長しています」と充実ぶりを語る。中間はしっかりと乗り込んでおり、「行きっぷりのいい競馬で勝ってきているし、操縦性を上げるイメージで調整しています」と話した。
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