まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
第13回ヴィクトリアマイル(13日、東京11R、GI、4歳上牝馬オープン国際(指)、定量、芝1600メートル、1着本賞金1億500万円 =出走18頭)幸英明騎乗で8番人気のジュールポレールが、ゴール前の大激戦を制した。昨年の3着馬で、重賞初制覇がGIとなった。タイム1分32秒3(稍重)。この後は安田記念(6月3日、東京、GI、芝1600メートル)が視野に入る。2着は1番人気のリスグラシュー、3着は7番人気のレッドアヴァンセ。連覇を狙ったアドマイヤリードは8着に敗れた。
大きな大きなハナ差だった。熾烈(しれつ)を極めた雨中での大接戦。ジュールポレールは先に抜け出したレッドアヴァンセを捕らえたものの、外からリスグラシューの急追を受け、鼻面をそろえてゴールした。
「はっきりいって、どっちが勝ったかわかりませんでした」
幸騎手はレース直後、半信半疑だったが、写真判定の結果、見事に昨年3着の雪辱を果たした。重賞挑戦5度目でつかんだ初Vはうれしい女王の座。「チャンスが何回かありながら、なかなか勝たせることができませんでした。GIを勝ててうれしいです」と喜びをかみしめた。
行き脚がつかず道中は8番手。想定よりやや後ろの位置にも「最後はいい脚を使ってくれるのがわかっていた」とジョッキーは冷静だった。じっと脚を温存し、抜群の手応えで直線へ。馬場のいい外めを通って一気の伸びを見せた。
前走のサンケイスポーツ杯阪神牝馬S(5着)で賞金加算に失敗した。賞金面での除外も心配されたが、登録はフルゲートにぴったりの18頭とツイていた。14戦中12戦でコンビを組んでいる幸騎手は「もともと能力は高く、少しかみ合えば大きいところを取れると思っていました。ちょうどいいくらいの雨も降って、きょうはすべてがかみ合いましたね」と“強運”を喜んだ。
西園調教師にとっては、半兄のサダムパテック(2012年マイルCS)以来のGI制覇。「最初から大きい仕事をしてくれると期待していましたが、脚部不安がなくなってしっかり仕上げられた。やっとお兄ちゃんの域に達したかな。これからもっと大きなレースに挑んでいきたい」と、ゆかりの血統での勝利に喜びもひとしおだった。
今後は安田記念が視野に入っている。フランス語で白夜という意味のジュールポレールが、明るい未来への第一歩を踏み出した。(斉藤弘樹)
★13日東京11R「ヴィクトリアM」の着順&払戻金はこちら
★アラカルト
◆きょうだいによるGI制覇 ジュールポレールは半兄サダムパテック(父フジキセキ、2012年マイルCS)に次ぐきょうだいでのGI制覇となった。きょうだい馬でのJRA・GI制覇は最近では姉ラキシス(14年エリザベス女王杯)、弟サトノアラジン(17年安田記念)=ともに父ディープインパクト=の例がある。
◆幸英明騎手 JRA・GIは03年牝馬3冠(いずれもスティルインラブ)、08年高松宮記念(ファイングレイン)、14年チャンピオンズC(ホッコータルマエ)、17年高松宮記念(セイウンコウセイ)に次ぐ7勝目。
◆西園正都調教師 JRA・GIは01年阪神JF(タムロチェリー)、10年マイルCS(エーシンフォワード)、12年マイルCS(サダムパテック)に次ぐ4勝目で、全てマイル戦。
◆ディープインパクト産駒 13、14年ヴィルシーナに次ぐ3勝目。JRA・GIは42勝目。
◆関西馬 6連勝での9勝目。関東馬は4勝。
■注目記事【朝日杯FS2024】勝ち馬予想の金言録「朝日杯は出世が怪しい連勝馬を狙え」
■新着記事【朝日杯FS2024】直撃取材!プロ予想家最速予想 「夢月」「伊吹雅也」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る!
■新着記事【朝日杯FS2024】ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック) アルテヴェローチェ 3連勝でのG1獲りに向けて視界良好!
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|