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第17回チャンピオンズカップ(4日、中京11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、ダ1800メートル、1着本賞金9700万円=出走15頭)大野拓弥騎乗の6番人気サウンドトゥルーが、後方2番手から鮮やかに突き抜けてGI2勝目をマーク。JRAダートGIでは、2002年ジャパンCダート(イーグルカフェ)以来の関東馬のVとなった。タイム1分50秒1(良)。この後は東京大賞典(29日、大井、GI、ダ2000メートル)で連覇を目指す。1番人気のアウォーディーはクビ差の2着に敗れ、ダート7戦目にして初黒星。3着には10番人気のアスカノロマンが入った。
長らく続いた関西馬の牙城を、電光石火の末脚で打ち破った。後方2番手から上がり3ハロン35秒8の切れ味でサウンドトゥルーが、6連勝中の1番人気アウォーディーをクビ差とらえて快勝。昨年の東京大賞典(大井)に続くGI2勝目は、JRAダートGIで2002年ジャパンCダートのイーグルカフェ以来14年ぶりの関東馬Vとなった。
「ハマりましたね。思った以上にペースも流れてくれた。残り100メートルで前の馬の脚が鈍っていたので差せると思った」
殊勲の大野騎手にとって、今回は秘めたものがあった。前年は上がり最速をマークしながら3着。勝負どころで2着馬にインを奪われ、外を回らされた悔しさが残っただけに「今回は3、4コーナーで絶対インを回ろうと」。ロスのない進路取りを貫いた結果、直線で外へ持ち出すヴィクトリーロードが浮かび、クビ差Vにつながった。
9月に30歳を迎え、大野騎手はトップクラスで戦っていける体作りに力を入れた。筋力トレーニングの負荷を強くするだけでなく、「常温の水を飲むようにしたり、野菜などを多く取るようにしたり。20代では全く考えていなかった」と食生活も改めた。努力の成果も少なからずあったはずだ。
表彰式では、プレゼンターの女優の佐々木希と両手で握手をかわした大野騎手。佐々木の男性ファンから「その手を離せ~」など怒号が飛ぶ珍しい一幕もあったが、「あんなにブーイングされるとは思いませんでしたよ。でも僕が一番うれしかったから」と最高の一日に笑みは絶えない。その後、祝福とは別の意味で、同僚や関係者に握手を求められていた。
「スカッとしました」と第一声を放ったのは管理する高木調教師。「昨年はずんぐりむっくりで短距離馬みたいな体つきだったが、1年たって体に伸びが出てきた」と成長を語り、昨年のリベンジに満足げだ。大野騎手とは、ともに一昨年のスプリンターズS(スノードラゴン)に続くJRA・GI2勝目で、信頼は厚い。
「冬は馬の調子がいい。年末も頑張ります」
大野騎手が力強く宣言する。次なる野望は東京大賞典の連覇。チーム・サウンドトゥルーが年の瀬を全力で駆け抜ける。 (板津雄志)
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