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13日に京都競馬場で行われる秋華賞(GI、芝2000メートル)の枠順が11日、決まった。サンケイスポーツ・加藤隆宏記者は〔1〕枠(1)番のスマートレイアーに◎。デビューが遅く春のクラシックには間に合わなかったが、コンビを組む武豊騎手(44)が能力を高く評価しているディープインパクト産駒だ。スプリンターズSの3連単2万8020円を◎→△→△△で的中し、秋のGIシリーズで好発進を決めたカトちゃん。今週もきっちり仕留める。
前哨戦のローズSを快勝したデニムアンドルビーは、追い込み一手の不器用なタイプ。オークス馬メイショウマンボも桜花賞で10着に敗れたのが気にかかる。実績上位の2頭は人気ほど信頼できないので、底知れぬ可能性を秘めた◎スマートレイアーで勝負する。
仕上がりが遅れて、デビューは桜花賞当日の未勝利戦(阪神、芝1600メートル)。手探りの状態だったが、既走馬を相手に1分35秒3の好時計で圧勝。タイムは桜花賞とコンマ3秒しか違わなかった。この時点で武豊騎手が「秋華賞に間に合えば」と感じたほどだから、潜在能力の高さは推して知るべしだ。
これまで4戦3勝。2走前の三面川特別(新潟、芝1800メートル)は4着に敗れているが、敗因は明らか。暑さを考慮して、加減した仕上げが影響した。好位から楽に抜け出した前走の夕月特別(阪神、芝1800メートル)が本来の姿。手応えに余裕を残したまま、コースレコードに0秒3差の1分44秒8の好時計をマークしたように、名手の見立てに間違いはなく、実力は本物だ。
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