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07年1月から先週までに小倉芝2000メートルは86レース行われ、種牡馬別成績ではダンスインザダーク産駒が10勝でトップ、タイキシャトル産駒が6勝で2位。ともに小倉記念では勝ち馬を出していないが、相性の良さは注目したい。
DD産駒は2頭が出走予定。昨年2着のダイシングロウは近況不振ながら、父は晩成型で、好相性のコースでもあり見直せる。ただ、もう1頭のダンスアジョイは母の父トニービンの影響が強く出ているようで、東京、京都と広いコースでの好走が目立ち、小回りは不利か。
タイキシャトル産駒のダイシンプランは準オープンながら前走を圧勝しての挑戦と、勢いがあるだけに侮れない。
昨年の勝ち馬ドリームジャーニーと同じステイゴールド産駒のマイネレーツェルは、昨年のローズS以降の成績が振るわない。父の産駒は好不調の波が激しい方で、それだけに今回、レーツェルは割り引きたい。逆にコスモプラチナは、前走のマーメイドSで重賞初制覇を飾り、波に乗っている。こちらはチャンスが十分ありそう。
オペラハウス産駒も2頭が出走予定。昨年のサマー2000シリーズをミヤビランベリが制するなど、同産駒は成長力に富み、また夏場に強い傾向がある。マストビートゥルーは近親に02年宝塚記念を勝ったダンツフレームがいるように母系の底力もあり、目を離せない。テイエムアンコールも条件戦ながら連勝中と勢いがあり、上位争いが可能だろう。
ホッコーパドゥシャは晩成型のマヤノトップガンの産駒。7歳ながら、3走前の福島民報杯でオープン初勝利を飾ったのは、父の影響が大きいと見られる。まだ強くなりそうだ。(血統取材班)
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