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◆重賞実績不可欠 連対全20頭が重賞ウイナーで、うち12頭はすでにGI勝ち。残る8頭にもGI2着かGII勝ちの実績があった。ハイレベルの実績が求められる。
◆天皇賞組が主力 天皇賞・春から参戦した馬が最多の9連対。これに次ぐ5連対で主要ステップだった金鯱賞は開催が12月に移動したため、昨年から以前の金鯱賞と同時期に同じ芝2000メートルで行われるようになった鳴尾記念組に注目しておきたい。
◆前走3着以内 17頭が前走3着以内。4着以下から巻き返した3頭は全て前走が天皇賞・春だった。
◆コース実績重要 京都で開催された2006年を除く連対18頭中、16頭に阪神芝でVか重賞2着の実績があり、うち10頭は重賞を勝っていた。
◆4歳中心 4歳が【6・3・4・35】で単勝回収率215%の好成績。6連対の5歳がこれに次ぐ。7歳以上は【1・1・1・28】と劣勢で、優勝した04年タップダンスシチー(7歳)は前年にジャパンCを勝っていた。
◆中8週以内 全20頭が中8週以内。それ以上間隔があくと信頼度が下がる。
◆牝馬 牡馬相手のGIで連対実績があれば通用する。
◇結論◇
トップ評価はゴールドシップ。GI3勝に加え、阪神でもGII2勝。前走の着順こそ5着だが、天皇賞・春からのローテは理想的だ。そのゴールドシップを破って天皇賞・春を勝ったフェノーメノが次位。コース実績はないが、関東馬で阪神未経験だけに、そう気にする必要はない。ジェンティルドンナは前走から3カ月近くレース間隔があいた点がやや不安だが、実績は十分で、こちらも差はない。データからも3強の様相を呈している。 (データ室)
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