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第17回アンタレスS(14日、阪神11R、GIII、4歳以上、ダート1800メートル、1着賞金3500万円=出走16頭)川田将雅騎手騎乗の1番人気ゴルトブリッツ(牡5歳、栗東・吉田直弘厩舎)が2馬身差の完勝劇で同レース連覇を達成した。勝ちタイム1分49秒9(稍重)。
2着には逃げ粘った11番人気アイファーソング、3着には後方から伸びた3番人気シルクシュナイダーが入り、2番人気ニホンピロアワーズは直線伸び切れず5着だった。
“ディープの甥”がダート重賞3勝目をマークだ! 単勝1.7倍の圧倒的人気に支持されたゴルトブリッツは中団の外めを追走。2番人気ニホンピロアワーズを直後に従えながら悠然とレースを進めた。
3コーナー過ぎではニホンピロアワーズに手応えで劣ったものの、直線を向いてからの脚は別格だった。豪快に急坂を駆け上がり、残り100メートルで先頭を奪うと、そのまま2着以下に2馬身差をつけてフィニッシュ。00~01年のスマートボーイ以来、2頭目のアンタレスS連覇を達成した。
ゴルトブリッツは父スペシャルウィーク、母レディブロンド、母の父Seeking the Goldで、叔父にGI7勝を挙げた無敗の三冠馬のディープインパクトがいる血統。通算成績18戦9勝(うち地方4戦3勝)。重賞は11年アンタレスS(GIII)、マーキュリーC(交流GIII)に続く3勝目。川田将雅騎手は09年ウォータクティクス、10年ダイシンオレンジ以来3度目、吉田直弘調教師は11年ゴルトブリッツ以来2年連続2度目のアンタレスS制覇。
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