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【AR共和国杯】トレイルブレイザー重賞初V

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【AR共和国杯】トレイルブレイザー重賞初V

 第49回アルゼンチン共和国杯(6日、東京11R、GII、3歳以上オープン、ハンデ、芝2500メートル、1着本賞金5800万円=出走18頭)安藤勝己騎手騎乗の3番人気トレイルブレイザー(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)が重賞初制覇。勝ちタイム2分31秒5(良)。

 1馬身1/4差の2着にはトップハンデを背負った1番人気オウケンブルースリ、さらに3馬身差の3着には8番人気の伏兵カワキタコマンドが入った。

 07年のアドマイヤジュピタ、08年のスクリーンヒーロー、そして10年のトーセンジョーダン。近年の優勝馬がその後、続々とGIホースにのぼり詰めている“出世レース”を制したのは、飛ぶ鳥を落とす勢いで勝ち星を重ねる池江泰寿厩舎が送り込んだ4歳馬・トレイルブレイザーだった。

 終始スムーズなレース運びだった。名手・安藤勝己騎手に導かれ、道中は中団前めを追走。前半1000メートル通過61秒2の淀みない展開のなか、3コーナーの大ケヤキ過ぎから抜群の手応えで進出すると、4コーナーでは先頭集団を射程圏に捕らえた。

 迎えた直線では中団から脚を伸ばしたカリバーンビートブラックといった同じ4歳勢の人気馬の中でも出色の伸び。直線半ばで敢然と先頭に立つと、最後はトップハンデ58.5キロを背負った08年菊花賞オウケンブルースリの猛追を振り切ってゴール。重賞初制覇を果たすとともに、昨年の同レースを制した厩舎の先輩・トーセンジョーダンに続いた。

 トレイルブレイザーは父ゼンノロブロイ、母リリオ、母の父Forty Ninerという血統。通算成績16戦5勝。重賞初勝利。安藤勝己騎手はアルゼンチン共和国杯初制覇。

 池江泰寿調教師は10年トーセンジョーダンに続く2年連続2度目の同レース制覇で、10月23日菊花賞オルフェーヴル)、10月30日天皇賞・秋(トーセンジョーダン)に続く3週連続JRA重賞勝利となった。なお、3週連続JRA重賞制覇は、08年の国枝栄調教師(日経賞マツリダゴッホ→ダービー卿CT・サイレントプライドNZTサトノプログレス)に続く8人目の記録。

 さらに、この勝利でJRA年間重賞10勝を果たした池江泰寿調教師。同記録は02年藤沢和雄調教師以来9年ぶり、栗東所属の調教師では98年の橋田満調教師以来13年ぶりの達成となった。

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