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サマー2000シリーズの第2戦「函館記念」の追い切りが20日、函館競馬場で行われた。8歳馬キングトップガンはWコースの併せ馬で先着。年齢を感じさせない若々しい動きを見せつけ、目黒記念に続く重賞連勝へ気配は良好だ。昨年に続く連覇を目指すマイネルスターリーは、ダートコースでシャープに伸びた。
目黒記念で初重賞を制した勢いをそのままに、キングトップガンがWコースで唸りを上げた。
同僚のコマノスクアーロ(牝3未勝利)を先導役にした併せ馬。ゆっくりとしたペースで入り、7、8馬身あった差を徐々に詰めて行き、4コーナー手前で外から並びかける。そこからが圧巻だった。強めに追い出すパートナーの動きに馬なりのまま合わせていたのは、直線半ば過ぎまで。横山典騎手の手綱がわずかに前後しただけで、楽々と2馬身突き放してのゴールだった。5ハロン64秒6、ラスト1ハロン12秒7のタイムも合格点だ。
「行きっぷりがよく、すごい手応えだった。パワーアップしている感じを受けたね」と好感触に横山典騎手が笑顔を作ると、報告を受けた鮫島調教師の相好も崩れた。
「七夕賞(今回と同じ54キロのハンデ)に登録して様子を見たが、もとよりここが目標。無理せずじっくりと仕上げたから、前走と同じか、それ以上の状態で臨める」
ここにきての急激な上昇ぶりは特筆もの。8歳のこの時期になっての充実ぶりは、老いてますます盛んと表現してよさそうだ。
そもそも素質はあったが、靱帯が悪くデビューが3歳夏と遅く、体質も弱かった。その後2度骨折する憂き目に遭って出世を阻まれたが、医術の進歩がトップガンを救った。骨折箇所は2度とも右前脚の球節部。内視鏡による骨片除去手術が奏功したと鮫島師は強調する。
「だからこれからが楽しみなんだ。前走より斤量は3キロ増になるが、ノリ(横山騎手)が快く引き受けてくれたし、函館のコースを熟知している彼の乗り方ひとつだろう。洋芝は合うしね」
顔触れは目黒記念より一枚落ち。名手を背にようやく本格化した古豪が、どんな競馬を見せるか注目だ。(水戸正晴)
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