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中央競馬の今年前半戦は、良血馬がGI初制覇で締めくくる。豪華メンバーが集った宝塚記念(26日、阪神競馬場、GI、芝2200メートル)で、サンケイスポーツ・加藤隆宏記者は〔2〕枠(3)番ルーラーシップに◎を打った。前走のGII金鯱賞は大きく出遅れながらも、堂々の差し切りVを決める圧巻の内容。素質が完全に開花したとみたカトちゃんは、このGIでもルーラーに全幅の信頼を寄せた。自信の◎で、上半期最後のGIをゲットだ。宝塚記念は25日に前日発売が行われる。
大器がようやく本物になった。◎ルーラーシップが世代交代を果たし、ここで真の支配者となる。
前走の金鯱賞は衝撃的だった。ドバイ帰りで万全の状態とはいえず、スタートで落馬寸前の大出遅れ。しかも追い込みの利きにくい不良馬場だ。これだけ悪い条件が重なると惨敗してもおかしくないのに、マイペースで逃げたキャプテントゥーレを差し切ってのV。驚異的なラップを刻んで追い上げた体力のすごさに加え、最後まで勝負をあきらめない根性も目を見張った。
3月にドバイ遠征して挑んだシーマクラシック(GI、芝2410メートル)は、抑えがきかずに6着に敗退。不本意な結果だったが、海外での得難い経験が刺激となり、進化を促進させた。これはフランス遠征で負け続けた後、頂点に立った僚馬ヴィクトワールピサ(有馬記念、ドバイワールドC)と同じパターン。角居厩舎ならではのエリート教育が実を結んだと言っていい。ルーラーシップは日本の競馬界が誇る超良血馬で、馬体のつくりも迫力満点で文句なし。“超GI級”の素材が、心身とも充実して、完成形に限りになく近づいてきたのだ。
今回は横山典弘騎手が乗るが、昨春のプリンシパルS(1着)で騎乗済み。他馬とはスケールが違う雄大なフットワークを生かす乗り方は心得ている。
日曜は曇りの予報だが、梅雨だけに天気は微妙。もし馬場が悪化しても、前走で道悪を克服しており、晴雨兼用であるのは心強い。この中間、ゲート練習を入念に消化し、スタートの不安は解消。〔2〕枠(3)番の枠順もいい。(2)番アーネストリーは先行型で、(4)番エイシンフラッシュは追い込み型。無理なく、前後に位置する両隣2頭の間で好ポジションを取れそうだ。流れに乗れれば、勝機は自ずと見えてくる。
ライバルは眼中になし。ルーラーシップが待望のGI制覇を成し遂げ、新たな時代の幕を開ける。馬単は(3)(8)、(3)(4)本線に(3)(2)、(3)(9)、(3)(10)、(3)(14)。3連単は(3)の1着固定18点で勝負する。(加藤隆宏)
★春の天皇賞馬不在の年は別路線組
今年は春の天皇賞馬ヒルノダムールが不出走。過去10年で春の天皇賞馬が出走しなかった年は4回で、すべて天皇賞以外の路線の馬が優勝している。その場合、安田記念上位馬か金鯱賞優勝馬が有力だが、今年の安田記念組は10着のダノンヨーヨーのみで、ルーラーシップが最有力となる。近年の宝塚記念は金鯱賞優勝馬の活躍が目立っており、96年以降では12頭が出走して3勝2着3回3着2回で、連対率5割、3着以内率6割6分7厘。金鯱賞組は上半期の目標を宝塚記念に絞っている馬が多く、その点も好成績に反映している。
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