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日曜日に行われる有馬記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ダノンデサイル【B】
栗東CW単走(18日)。当該週追い日のCW入りは競走除外となった皐月賞以来。自然体で全身を動かすことに注力したような内容だが、意図した通り比較的リラックスして進み、バネのきいたフットワークで駆け抜けた。1週前にひと息だった、手前変換をきちんとこなしたことも評価できる。前走から状態が劇的に上向いた印象こそないが、走り自体に悪い意味での変化もない。
②ドウデュース【A】(※出走取消)
栗東P併走(18日)。例によって当該週はソフトな調整。無理せずに僚馬と馬体を併せたままのフィニッシュだったが、前膝を高く上げた走りは健在で、馬場に対するアプローチも良好。気負うことなく手前替えを無難にこなし、鞍上からの指示を待てる余裕もある。1週前の内容も良く、調教面からは取り立てて割り引くほどの材料はない。高いレベルで状態は安定している。
③アーバンシック【B】
美浦W併走(18日)。コーナーで少し行きたがる面を見せるも、気負いが目についた1週前と比べれば操縦性は良くなった様子。当時より身のこなしに素軽さが出てきたし、脚さばきの力感も増した。ラストまで手前を戻さず、脚勢を維持していたことも良い傾向。あと少しゴール前の動きにキレがあれば文句なしだが、雰囲気は決して悪くない。ひとまず順調と判断してよさそうだ。
④ブローザホーン【C】
栗東坂路併走(18日)。小柄な馬体だが全体的にバランスが取れており、直線中盤までは非力さをあまり感じさせない登坂。ただ、鞍上の促しに対する反応が渋く、ラストの伸びはひと息。手応えも体勢も不利のかたちで、ゴールを迎えてしまった。どちらかといえば実戦タイプではあるが、物足りなさを覚える内容なのは確か。調教観点的に強調はしづらい。
⑤ベラジオオペラ【B】
栗東CW併走(18日)。1週前はしっかり攻めて、外の僚馬2頭を突き放しての最先着。今回は前向きな面を我慢させて、僚馬と馬体を併せたままフィニッシュ。ゴールまで闘志をかきたてることを意図した内容だったが、おおむね目的を果たせたのではないか。あと少し脚さばきに柔軟性があれば言うことなしだが、大きく減点するほどではない。実戦に向けての下地は整ったように思える。
⑥ローシャムパーク【B】
美浦W併走(19日)。旺盛な前進気勢を見せるも、折り合いを欠いている様子はなく、やや鈍さが目についた1週前と比べれば体の使い方も良くなっている。低い重心で僚馬と歩調を合わせつつ、手応えに余力を残した状態で同入。ゴール後も気合をつけて、しっかりと負荷をかけた。この1本でさらに上向くようであれば、怖い存在になりそうだ。
⑦スターズオンアース【B】
美浦W併走(18日)。コーナーを回り切らない段階で手前を早々に替えてしまったため、直線序盤は鞍上がなだめつつ、上体を起こすような感じの走り。ただ、直線中盤以降は、この馬らしいバネのきいたフットワークに。ゴール標識通過後も集中を切らすことなく、しっかりと脚を伸ばしていた。順調ととらえてもいいのではないか。
⑧レガレイラ【B】
美浦W併走(18日)。1週前にウッドで強めの負荷をかけたうえ、さきの日曜日も坂路でしまいをしっかり伸ばした効果もあってか、前週より脚元の力強さが増し、そのぶん馬場に対するアプローチも良くなった。やや硬さを感じる走りではあるが、僚馬2頭の間のタイトなスペースから進んでいたことを加味すれば、致し方ない面はある。まずまずの仕上がりではないか。
⑨ディープボンド【B】
栗東CW単走(18日)。1週前に3頭併せでしっかり追われたことが功を奏したのか、当時より脚さばきが素軽くなった印象。若い頃に比べると、ズブさが目につくようになってきたが、それでも四肢の可動域の広さや、トビの大きさはここに入っても上位級。今春の天皇賞3着時の状態を上回るまでには至らないかもしれないが、大きく劣るという感じもない。及第点の仕上がり。
⑩プログノーシス【B】
栗東CW単走(18日)。外ラチ寄りを回って負荷を強くかけた内容。鞍上の指示に従順で、手前変換もスムーズ。フォームのブレも少なく、推進力を感じる走り。海外遠征明けということもあって、攻め量の不足が懸念されていたが、このひと追いで仕上げは間に合いそう。課題はかなり攻めたため、このあとの長距離輸送をうまくクリアできるかどうか。本番当日の気配を注視したい1頭ではある。
⑪ジャスティンパレス【B】
栗東坂路単走(18日)。息を整えつつ疲れを残さないことに主眼を置いたような内容。少し行きたがる面を見せるも、折り合いを欠くことはなく、鞍上の指示に従って登坂。脚さばき自体は素軽く、それなりに完歩も広い。手応えに余力をじゅうぶん残したまま、ゴールを迎えた。前走から大幅に上向いた感じこそないが、劣るという印象もない。悪くない仕上がり。
⑫シュトルーヴェ【C】
美浦W併走(18日)。1週前はダノンベルーガを追走して同入に持ち込んだが、取り付いてからの気合い乗りやエンジンのかかりが遅く、ゴール前の伸びもひと息だった。当時より脚元の力感こそ増したが、やはり促しに対する反応が渋く、ラストの鋭さはもうひとつ。ダノンベルーガに対して手応え優勢のかたちで終えたものの、好調だった今春の状態には及ばないように思える。
⑬スタニングローズ【B】
栗東坂路単走(18日)。前走の当該週と比べて、右→左の手前変換が若干遅かったものの、前走の直前は本番騎乗予定騎手がまたがり、今回はスタッフ騎乗。その点を考慮すれば、過度に気にする必要はないだろう。手前を替えてからの脚取りはしっかりしており、体の軸も安定。最後まで集中して駆けることができていた。デキ落ちという印象はなく、いい意味での平行線だろう。
⑭ダノンベルーガ【C】
美浦W併走(18日)。コーナーから鞍上の手応えが悪く、ステッキを入れられても誘導馬に取り付くのが精一杯という感じ。直線に入ってからは、この馬なりに体を使ってじわじわと加速。最後は体勢五分のかたちに持ち込んだが……。近2走の当該週より動くようになってはきたものの、まだ良化余地を残している印象。このひと追いでどこまで上向いてくるか。
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⑮ハヤヤッコ【B】
美浦W併走(18日)。僚馬に後れをとったが、もとより稽古では競る意欲を強く見せない馬。深刻に考える必要はないだろう。最後までトビの高さを保ち、着地および蹴りもパワフル。この馬とすれば手前替えもスムーズだった。1週前追い切りの気配も悪くなく、デキ落ちという印象はまったくない。それなりに動ける態勢にある。
⑯シャフリヤール【A】
栗東芝単走(18日)。1週前にびっしり追われた効果もあってか、当時の前肢周りの硬さが薄れ、走りに素軽さと弾力性が出てきた印象。促しに対する反応、直後の伸びもいい。ラストまでしっかりとした脚取りで、フォームも安定している。急きょの帰国で中山競馬場での調整を余儀なくされた、昨年5着時より順調度の面でも上かもしれない。高く評価したい1頭だ。
【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。②ドウデュースを最上位に挙げたい。1週前の併せ馬では、鞍上と息を合わせてメリハリのきいた動きを披露。確認程度の内容だった当該週も、気負わず折り合いのいい走りを見せた。心身ともに良い状態であることがうかがえる調整過程。好ムードでラストランに臨むことができそうだ。(※出走取消)
次位評価は、⑯シャフリヤール。弾力性のあるフットワーク、仕掛けに対するスムーズな反応をみるに、状態は良さそう。あとは、大外枠を克服できれば、といったところか。
<注目馬>
②ドウデュース(※出走取消) ⑯シャフリヤール
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