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ジャパンCに出走するオーギュストロダン(愛=A・オブライエン、牡4)がレース終了後に東京競馬場で引退セレモニーを行うことが19日、関係者への取材で分かった。外国調教馬が日本で引退のセレモニーを行うのは史上初。
同馬は父ディープインパクトの最終世代の一頭として2020年にアイルランドで誕生。23年の英愛ダービーを制するなどGⅠ6勝の活躍を見せてきた。今回のレースを最後に引退し、来春からアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りすることが決まっている。日本にゆかりの深いディープ産駒であることやこれまでの実績を考慮し、異例のセレモニーを行うことが決まった。
この日は東京競馬場のダートコースを帯同馬とともにキャンターで3/4周し、素軽い脚さばきで好調をアピール。キーティング助手は「きのうよりも少し速いペースで、乗り手も『とても感触は良かった』と言っていました。本国と同じルーティンで毎日少しずつ距離を増やしてペースを上げています」とうなずいた。20日の追い切りには、初来日のオブライエン調教師が駆けつける予定となっている。
■オーギュストロダン 父ディープインパクト、母ロードデンドロン、母の父ガリレオ。黒鹿毛の牡4歳。アイルランド産で同国のAオブライエン厩舎所属。馬主はMテイバー、Dスミス、Jマグニア夫人&ヴェスターベルク。戦績15戦8勝。獲得賞金は約8億7300万円。重賞は2022年の愛GⅡゴールデンフリースS、英GIフューチュリティトロフィーS、23年の英GIダービー、愛GIダービー、愛GIチャンピオンS、米GIブリーダーズカップターフ、24年の英GIプリンスオブウェールズSの7勝。
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