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【前走距離】
2018年以降(2021~2022年は中京で施行)の3着以内馬18頭の前走使用距離を確認すると、芝1200m、芝1400m、芝1600mの3組に集約される。なお、1400m・1600m組の好走(3着以内)は、OPクラスからの参戦馬のみ。そのあたりには配慮が必要だろう。
(減点対象馬)
④ニコラウス ⑪エポックヴィーナス
【前走クラス】
2018年以降(過去6年)の1~3着馬18頭の前走をクラス(レース格)で分けると、JRA・G1、JRA・G3、JRA・OP特別、JRA・1勝クラス(旧500万下)の4パターン。これ以外のステップで臨んだ馬は、劣勢を強いられている。
(減点対象馬)
⑱カルチャーデイ
【前走成績】
前走2桁着順からの巻き返しも少なくないレース。一方で、前走がJRA・G1の場合は、そこでの着順や着差は問わないが、G1を除くJRA・OPクラスの芝1400~1600m戦なら1着かタイム差1秒4以内、G1を除くJRA・OPクラスの芝1200m戦は1着かタイム差0秒3以内、それ以外であれば1着がマスト。2018年以降、この条件を満たしていなかった非JRA・G1組は、複勝圏に達していない。
(減点対象馬)
⑰ピューロマジック
【前走人気】
前走の単勝人気に関しては、JRA・G1なら11番人気以内、JRA・G1以外のグレード競走は9番人気以内、JRAのOP特別・条件特別であれば6番人気以内、それ以外の場合は2番人気以内がひとつの目安。2018年以降、この条件をクリアしていなかった馬は、いずれも4着以下に敗れている。
(減点対象馬)
②モンシュマン ⑤アスクワンタイム ⑦ジョーローリット ⑫シカゴスティング
【前走位置取り】
2018年以降の1~3着馬18頭の前走4角通過順を検証すると、いずれも9番手以内。なお、前走4角1番手の好走(3着以内)は、マイル重賞からの参戦馬のみ。前走4角6番手以下の複勝圏入りは、前走OPクラス組に限られる。気にとめておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
②モンシュマン ⑤アスクワンタイム ⑥オーキッドロマンス ⑦ジョーローリット ⑧モズトキキ ⑨アウェイキング ⑰ピューロマジック
【近走成績】
2018年以降、近2走ともG3以下の芝のレースに出走、かつ近2走ともに4着以下敗退を喫していた馬が、当レースで好走(3着以内)した事例は皆無となっている。該当馬は過信禁物とみておきたい。
(減点対象馬)
⑤アスクワンタイム ⑮クリスアーサー
【データ予想からの注目馬】
上記6項目オールクリアは、①ナムラアトム、③ガロンヌ、⑩エトヴプレ、⑬ペアポルックス、⑭ナナオ、⑯エリカカリーナの6頭。
⑩エトヴプレを1番手に挙げたい。2018年以降、前走G1組は【1.1.1.5】と、なかなかの存在感を発揮。また、桜花賞トライアル連対(2着以内)→桜花賞→葵Sという臨戦過程は、2021年2着のヨカヨカや、2023年1着のモズメイメイを想起させる。要注目の1頭だ。
過去6年、前走橘S組は2勝を含む5連対(2着以内)をマーク。それに該当する、③ガロンヌ、⑬ペアポルックスも侮れない存在。以下は、①ナムラアトム、⑭ナナオ、⑯エリカカリーナの3頭横並びの評価としておきたい。
<注目馬>
⑩エトヴプレ ③ガロンヌ ⑬ペアポルックス ①ナムラアトム ⑭ナナオ ⑯エリカカリーナ
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