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<栗東トレセン>
プラダリアは京都記念を力強く差し切って重賞3勝目。昨年の宝塚記念(6着)ではイクイノックスに0秒4差と善戦しており、能力はGⅠでも通用する。池添調教師は「変わらずいい状態です。馬体重も安定してきてきたし、完成期に近づいてきたかな。最近は自分でポジションを取れるようになっていますし、舞台も問題ないです」とうなずいた。
べラジオオペラは京都記念(2着)でプラダリアをとらえ切れなかったが、上がりは最速。2戦2勝の阪神で逆転を狙う。上村調教師は「順調にきている。レースセンスが抜群なので、器用さが問われる内回りも問題ない。メンバー的にもチャンスはあるし、厩舎の中でGⅠに一番近くにいる馬。勝ちたい」と厩舎初のGⅠ制覇に意欲。
ステラヴェローチェは前走・大阪城Sで復活V。20日のCWコースで6ハロン78秒5-11秒3の猛時計をマークするなど、活気に満ちている。北村助手は「もともと強かった馬がレース勘を取り戻してきた。中間は思った以上に落ち着いているし、いい雰囲気。うまく折り合いがつけば、強い馬が相手でもやれる力はある」と力強い。
スタニングローズは昨年のヴィクトリアマイル(12着)以来の実戦。高野調教師は「牧場と厩舎でしっかりと長い期間乗り込めているので、仕上がりはいいですし、活気に満ちあふれています。秋華賞を勝っている舞台ですし、条件はいいと思います」と語った。
白毛のハヤヤッコは近2走の重賞で2、4着と堅実。先週から栗東に移動して調整している。田村助手は「来た当初はイライラしていましたが、CWコース中心の調教メニューに変えていい感じになってきました。8歳でも元気だし、いろんな面で好走できる条件が整えば」と話した。
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