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たとえば皆さんに部下がいたとして、その部下に“仕事の優先順位”を教えるとしたらどの様な教え方が効果的だろうか?
前の会社で初めて部下を持った時、残業をしていたら上司に言われた。
「部下に仕事を振らずに何をしている? お前が忙しそうにしていると俺はお前に仕事が振りにくい。それでも俺はお前に仕事を振るが、お前が残業しているうちはお前の部下は育たんぞ。」
言っていることが良く判らなかったがとりあえずハイ、と答えた私。翌日も同じ状況で上司が帰り際に言った。
「どうも俺の言ったことを理解していないみたいだな……どれ、今日は飲みにでも行くか?」
イヤイヤ、見りゃ分かるでしょ? 忙しいから残業しているのに飲みって……絶対説教な訳ですよ(笑) まぁでも断るわけにもいかず翌日の段取りだけ付け、同行した私に上司はこんな話をした。
「部下を優秀にしようと思ったら大量の仕事を与えなさい。1日では絶対に終わらない量の仕事を与えなさい。そうしてパンクすることでしか人は仕事の優先順位を把握しない。与えた仕事の要領はお前が分かるのだから行き詰まったら助けてやれ。失敗したら尻拭いしてやれ。お前が身軽になれば私は私の仕事を全部お前に与える。お前はパンクするかもしれないが1ランク成長する。俺はお前に与えた仕事の要領が分かるから、お前が行き詰まったら助ける。そして何より、お前が失敗したら尻拭いするのが私の仕事だ。」
仕事をしないサボり野郎と思っていた上司が神に見え、それ以来飲みに誘われると必ずついていった。
その上司の口癖が、「仕事というのは、厳しい環境をくぐり抜けた経験が多いほどホンモノになれる」というもの。素敵な上司だったが尖りすぎていた。とある幹部に迎合せず、地方に飛ばされ経営の中枢に登ることはなかった。
さて、厳しい環境をくぐり抜けた者がホンモノになるのは昭和日本のサラリーマンだが(笑)、これは競馬にも当てはまる。今週日曜・西日本のメイン競走阪急杯に寄せ、今日は厳しい環境をくぐり抜けた馬たちのための金言を紹介しよう。
曰く「阪神、東京を先行で好走した馬はホンモノ」。
府中の場合、ダート短距離の条件戦などは先行有利だが、重賞クラス、そして阪神の場合は特に、先行して粘った馬が他の競馬場で快勝するケースは多く、歴史を振り返ってもこういう馬が大きなところを獲るケースは少なくない。
ウインマーベルは昨年京王杯スプリングカップで2着し、阪神カップを勝った。いずれも先行からの好走で、阪神カップと同条件のここは負ける訳にはいかない。
校舎でうたた寝していたら、アルバイトの学生に「のら~りさんって、いつも緩~いですよね」と言われた。馬鹿を言うな、これは斯々然々、前の会社の上司の教えを忠実に実行しているのだ、と言ったら彼は笑ってこう答えた。
「……そんなに真剣に仕事しているようには見えませんが……」
あいや~……バレたか(笑)。
(文:のら~り)
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